ミロの粉末が溶けない!その理由と水やお湯での飲み方をご紹介!

たいていの人は一度は飲んだことがある、あのネスレ「ミロ」。

その栄養価の高さで、最近は鉄分とカルシウム不足に悩む女性たちの間で、「ミロ活」として流行中です。

基本的にミロは牛乳に溶かす粉末

パッケージにも「おいしい召し上がり方」として、「冷たい牛乳、または温めた牛乳を注ぎます」とあります。

でも、

  • 体質などが原因で牛乳が飲めない
  • 牛乳が苦手
  • 家に牛乳を常備していない

このような場合、どうしたらよいのでしょうか?

鉄分やカルシウムが豊富なミロ。貧血などに効果があるので、誰にでもおいしく飲んでほしい!

というわけで、牛乳以外でも飲める方法を、ご紹介します。

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ミロは水に溶けないの?

「冷たい牛乳」でも溶けるミロなので、冷たい水にも溶けるはず

ですが、実際に水に溶かすと、

  • なかなか溶けない!
  • カップの底に残ってしまう!

と感じて、一生懸命かき混ぜてしまっている人、多いのではないでしょうか。

水ではなく、温かい牛乳に溶かしているのに溶けない、という経験をした人もいるかもしれません。

でも、これからは、必死にかき混ぜなくても大丈夫!

その残った粒は、実は溶けないのではなく、どうしても溶け切らなかったミロの成分なのです。

カップの底に残る粒の正体

ネスレ日本の公式サイトには

ミロには、カルシウム、鉄分、ビタミン等が含まれていますが、これらが完全にとけないことがあります。カップに残る粒は、ミロの成分そのものですので、よくかき混ぜてお飲みください。

引用:ネスレミロ公式サイト

とあります。

要するに、水でもお湯でも牛乳でも、完全には溶けない、ということなのです。

そして、その残った粒の正体は、鉄分やカルシウムなど、ミロの栄養分です。

ですから、カップの底に残った成分は、スプーンで残さずすくっておいしくいただきましょう。

水で溶かせるミロもある?!

世界40カ国で販売されているミロ。

なかには、水で飲むのが当たり前、という国もあるのです。

東南アジアなどでは

ガーナ、マレーシア、フィリピン、シンガポール、インドネシアなどでは、パッケージにお湯か冷水で溶いて飲むよう書かれていて、ミルクと砂糖は「お好みに応じて」とあります。

粉末にお湯を注ぐだけでおいしく飲めるように作られているのです。

特にマレーシアは世界一の「ミロ消費大国」で、1日になんと900万杯のミロが飲まれているほど。

もともと、人々の栄養不足を補うために発売されたので、手軽に飲めるよう考えられているのです。

つまり、日本のミロと外国のミロでは成分が違うのですね。

東南アジアと日本のミロ、どんなふうに違うのでしょうか。

東南アジア諸国のミロ

水で飲めるこちらのミロは、

  • 砂糖がたっぷり入っている
  • 水で飲んでもココアっぽい

日本のミロ

こちらは、「麦芽飲料」の名に忠実に作られているのか、

  • 麦芽の味がしっかりある
  • 甘みがほとんどない

東南アジアのミロを通販などで買えたら便利ですが、今のところ、どこも取り扱っていないようです。

近い将来、手に入るようになればよいですね。

ミロ発祥の地、オーストラリアでは

日本や発祥国のオーストラリアでは、粉末を牛乳やホットミルクで溶いて飲むよう説明されています。

オーストラリアやニュージーランドの子どもたちは、お母さんの見ていないときにこっそり、缶からスプーンですくってそのまま食べちゃうほど、ミロが大好き。

ニュージーランドではホットミルクにミロを溶かすのが主流ですが、オーストラリアでは冷たい牛乳にミロを溶かして飲むのが主流です。

しかし、冷たい牛乳にミロを入れると溶かすのに時間がかかります。その、粉状のミロをスプーンですくって食べながら飲むのが、オーストラリア流の飲み方の醍醐味。

実は、ミロは粉のまま食べるのもなかなかにおいしいのです。ぜひお試しくださいね。

ミロを牛乳以外で飲む方法

水やお湯で飲む場合、どうしても、日本のミロでは少し味気なく感じます。

ミロの分量を、牛乳で飲む時の1.5倍にして作ってみるとちょうどよいので、ぜひ参考にしてください。

目安は、コップ1杯にミロ大さじすりきり3杯ですね。

水で飲むには

初めから水だけで溶かすと時間がかかるので、少量のお湯でよく溶かしてから水を注いだほうがラクです。

溶け切ってない!と感じても、それは大丈夫。溶け切らない成分も含まれているので、スプーンですくって最後まで食べちゃいましょう。

お湯で飲む

お好みで、クリーミングパウダーを入れたり、シナモンパウダーを振りかけるだけで、味がグレードアップします。

アイデア次第で、おしゃれなドリンクに変身するのが、ミロの良い点ですね。

その他アレンジ

さまざまなドリンクで割ってみました。

緑茶

ペットボトルの緑茶に混ぜてみてください。なかなか溶けないけど、がんばって混ぜましょう。

さっぱりとしていて、意外に合います。チョコレートドリンクを軽くしたような飲み口です。

無糖コーヒー

市販のペットボトルの無糖コーヒーで試しました。

ミロを入れるとちょっと濃いめになるので、お好みで水を足しても。

牛乳が少し飲めるなら、牛乳を足してもOK。大人のコーヒー牛乳、といった感じになります。

青汁

ミロ粉末と青汁粉末をカップに入れてから、水を注ぎ、よく混ぜます。

青汁が苦手な人でも飲みやすくなりますよ。最近よく見かける「抹茶ココア」とほぼ同じ感じになり、おすすめです。

健康に良い、青汁とミロの組み合わせ。体も喜びそうな飲み物ですね。

低脂肪乳

牛乳がダメでも低脂肪乳が飲めるなら、ミロを溶かしておいしく飲みましょう。

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まとめ

今回、ミロの粉末が溶けない理由と、牛乳が飲めない人でもおいしくミロを飲む方法をご紹介してきました。

  • ミロは完全には溶けず、カップの底に成分が残る。
  • 水で溶かすミロが市販されている国や、粉末のまま食べる文化のある国など、世界には様々な飲み方がある。
  • 水やお湯で飲む場合、ミロの分量をコップ1杯につき大さじすりきり3杯増やす

粉末のままでも、いろいろなドリンクに混ぜても、おいしく飲める(食べられる)ミロ。

牛乳が飲めない人でも、自分に合った飲み方をぜひ見つけてみてくださいね!

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