子供が一人暮らしをはじめて寂しい!親が立ち直るための3つの方法!

春は新しい生活が始まる季節。

進学や就職などで親元から離れて一人暮らしをはじめる子供たちは、新しい環境に緊張もしつつも、ワクワクしている子が多いのではないでしょうか。

一方、親としては、子供の巣立ちはとてもさみしいもの。

大切に育ててきた子供の新しい門出、喜んで送りだしてあげたいと思う反面、子供がいなくなるさみしさから無気力状態になってしまう人もいるくらい。

子供が一人暮らしをはじめて、さみしさから無気力になる親にはどんな特徴があるのか、そしてどうすればさみしさを解消することができるのか、まとめてみました。

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子供の一人暮らし、親は寂しい

子供が家を出て、子育てにひと段落つくと、ホッとすると同時に孤独感におそわれたり、無気力な気持ちになったりする人がいます。

この症状のことを、ひな鳥が巣立ったあとの「空の巣」からたとえて、「空の巣症候群」というそうです。

子供が一人暮らしを始めた、その程度のことでこんなにも落ち込んでしまうなんて、自分はどうしてしまったのだろう。

日常生活もままならないなんて、なんとダメな母親だろう。

そんな風に感じてしまいがちですが、意外にも多くの母親が同じような経験で悩んでいます。「空の巣症候群」になってしまう人は、あなただけではないんです。

「空の巣症候群」になりやすい人の特徴

これまで子供に愛情をもって育ててきた親であれば、「空の巣症候群」のような症状になってしまうことはめずらしいことではありません。

ただし、軽い症状でおさまり、普通の生活に戻ることができる場合は問題ありませんが、その状態が長く続くときは、注意が必要。

最初は少しやる気がでないな、という程度の状態だったのが、うつのような状態になってしまう可能性もあるからです。

また、以下のような人は、空の巣症候群になりやすいとされています。

  • 夫婦関係が良好でない人。旦那さんとあまり会話しないなど、コミュニケーションが不足している人。
  • 子供に一生懸命尽くしてきた人。自分のことよりも子ども中心に考えてきたような人。
  • 女性ホルモンバランスの変化を感じている人。

特に、女性にとって、子供が巣立っていく時期が、更年期の時期と重なりやすいこともあって、その影響から、うつがひどくなったりする場合もあります。

無気力な状態が長く続く場合や、不眠や食欲不振などの症状が現れた場合には、軽く考えずに、病院を受診することも大切かもしれません。

寂しい気持ちから立ち直る3つの方法

子供がいなくなったさみしさにいつまでも落ち込んでいては、一人暮らしをしている子供も心配します。

親としては子供に心配をかけるようなことはしたくないですよね。

そのためには、少しずつ子供がいないさみしさに慣れていく必要があります。寂しい気持ちから立ち直ろうと頑張るあなたにオススメする3つの方法をご紹介します。

その1:新しいことをはじめてみる

仕事をしてみる

仕事をはじめると、新しく覚えることがたくさんでてきます。思考力が仕事内容を覚えることに集中することで、寂しいという気持ちをまぎらわすことができるのでは。

それに、仕事はお金を稼ぐこともできるので、一石二鳥。

専業主婦だった人は、新しく仕事をはじめることで、これまでと違った世界を知ることもできますし、新しい人たちとの出会いもあります。

仕事を通して社会と関わることで、さらに自分の興味や関心のあることに気づくきっかけにもなると思います。

また、これまで仕事をしていた人も、子供がいなくなったことで、もっと上を目指すということを考えてみてもいいかもしれません。

私の知人は、子供がいる間は部活や塾の送迎などがあるため、仕事ができる時間が限られていたことから、パート勤務を選択していました。

しかし、子供の手が離れたことで、もっと仕事をしたい、ということで、バリバリ仕事をはじめるようになりました。

結果、彼女は今ではパートから正社員となって活躍しています。

資格を取得してみる

資格取得を目標にすると、資格取得に向けた勉強に時間を割くことになります。それによって、さみしさを感じる時間が短くなってくるのではないでしょうか。

資格を取得することができれば、達成感を味わうこともできますし、自分自身のスキルアップやキャリアアップにつながって新しい世界が広がっていくかもしれません。

その2:楽しみをみつける

旅行

子供がいるうちは旅行先も子供が楽しめる行先を選びがちだったのでは。

子供が巣立った今こそ、自分の行ってみたかった場所へ、旅に出てみてはいかがですか

私なら、露天風呂のある温泉宿で日常生活を忘れてゆっくりとくつろいでみたいものです。

趣味

自分が楽しんで取り組めるものをみつけてみてはどうでしょう。

昔やっていたけど子育てでやめてしまった習い事や、やってみたかったけど挑戦することを諦めていたことなど。今からでも始めてみるといいですよ。

私の母は子離れしてから手芸や折り紙を楽しむようになりました。指先をつかう細かい作業が老化防止にもいいようです。

それに、今では手芸でいろんな作品を作って販売まではじめて、たくさんの人との出会いが広がっているようです。

なにより、自分が夢中になれるものをみつけると日々が楽しくなるようです。

その3:新しい愛情対象をみつける

ペットを飼う

子供という、これまで愛情をかけていた存在がいなくなると、喪失感にさいなまれる部分がありますよね。

子供の代わり、とはいきませんが、愛情を注ぐ対象がいることが、喪失感を埋めてくれます

子供が巣立った後、犬を飼いはじめた私の母も、今では自分の子ども以上にペットの犬を大事に愛情をかけて仲良く暮らしています。

アイドルにはまる

子供が家を出て行って空の巣症候群状態になっていた知人。

やる気をなくしてぼーっとしていた時に見た韓流ドラマで韓流スターにはまり、それがきっかけで、すっかり元気を取り戻していました。

自分が愛情をかけたり、大好きで夢中になれるものがあると、気力がわいてくるようです。

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まとめ

今回は、「空の巣症候群」から立ち直るための3つの方法をご紹介しました。

  1. 新しいことをはじめてみる
  2. 楽しいことをみつける
  3. 新しい愛情対象をみつける

子供が一人暮らしをはじめて親元を離れていくのは、寂しいことです。

でも、いつまでもそのさみしさから「空の巣症候群」のような状態のままが続くというのはよくありません。

「空の巣症候群」から抜け出すには、自分自身を取り戻すことが大事です。

子供が巣立った今からが、新しい人生を始めるチャンス。

あなたが元気を取り戻すきっかけになるものを見つけるための参考になればうれしいです。

ぜひ、これからは自分のための人生を新しく始めてみてください。

あなたなら、大丈夫ですよ。応援しています。

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