雨の匂いの原因は3つの事柄が関係していた?誰かに話したい豆知識

世の中には様々な匂いがありますが、あなたは雨の匂いを知っていますか。

感じ方はそれぞれだと思いますが、私には懐かしいような埃っぽいような匂いに思えます。

雨が降るのか降らないのか微妙な時は、なぜだか鼻がかゆくなってしまうことが多いので、あまり好きではありません。

ですが、あの独特の匂いはなんだか好きなんですよね。子供の頃を思い出すような感じで。

そんな雨の匂いですが、なぜ匂うんでしょうか。

もしかすると雨に匂いがついているという可能性もあるのでしょうか。

気になるので、調べてみました。

実は雨の匂いがする現象にはきちんとした名称もあるんですよ。

知らない人も多い雨の匂い。

読めばきっと雨の降る日がくるのが待ち遠しくなると思いますよ。

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雨の匂いはどんなときに感じるのか

雨が降っている時にも匂いは感じますが、私の場合どちらかといえば降る直前に感じることが多いです。

また大雨というよりは、通り雨などの軽く降った後に匂いを感じますね。

あなたはいつ感じるでしょうか。

実はこの匂いには名前がついていることが分かりました。

雨の匂いの名前とは

それはペトリコールというものです。

雨が降る直前など爽やかな匂いがすることと言います。これはギリシャ語で石のエッセンスという意味。

なんか素敵なネーミングですよね。

元々ある言葉ではなく、1964年にネイチャーで発表したオーストラリアの2人の鉱物学者「ベア」と「トーマス」による造語だそうです。

石のエッセンスと聞くと、石から素敵な香りでもするのかしらと思われがちですが、実は違うんですよね。

1つ目の匂いの原因

それはゲオスミンといい、またの名をジェオスミンとも言うそうです。

なんだか某中古ショップを思い出すような気もしますが、全く関係ありません(笑)。

今回はジェオスミンですすめていきますね。

ジェオスミンが発生するまで

普段、土の中には様々な有機化合物がいますが、ジェオスミンもその中の一つで土の中で生きています。

それは雨が降ると、土の中から大気中へ出てくるのです。(ただし、大気中に出てくるのは死滅している状態。)

雨の降り始めには特に感じませんが、降り終えたあとはこの物質の匂いだと思ってもいいでしょう。

またこのジェオスミンは、0.01PPbというかなり少なめの量でも、人間の鼻は敏感に感じるようで、水道水に異臭が混ざるときの原因にもなることもありますよ。

少し話がそれますが、鯉やヤマメなどの川魚が匂う原因にも、この有機化合物がが関係しているようです。

川魚と雨が降った後の匂い。確かに似ているようなという感じですね。

PPb(ピーピービー)という濃度の単位の事です。もし%に当てはまるなら、1PPbは0.0000001%という濃度になります。普段、見かけない単位で想像つきませんね。

2つ目の匂いの原因

土の中からジェオスミンが大気中に出てくると雨が匂うとお話ししました。

もう一つペトリコールが発生するには、長期間の乾燥している状況植物が関わっているんです。

ペトリコールが発生するまで

植物は水分がないと枯れてしまいますよね。

長期的に乾燥していると、危機を感じるのでしょうか。

枯れてしまわないようにと、ある油を出します。その油は自分の成長を抑え、守る働きがあるそうです。

油は植物を通して、土の中や石にしみ込んでいくんですよね。

そして雨が降ると、土や石にしみ込んでいた油が大気中に放出されて、匂いがするという仕組みなのです。

これはしばらく雨が降ると、匂わなくなります。

それは油が流れてしまうのが理由なのですが、確かに雨が降っている最中には、

匂いはしませんね。

私の中では、油は水と反対の位置にあるイメージなので、雨でながれてしまうというのがちょっと意外な感じもします。

雨が降らないのに匂いがするのはなぜか

始めにお話ししたように、私は雨が降る前の匂いは好きです。

雨が降っている時だけでなく、どうして雨が降らなくても匂いを感じるのでしょうか。

これも気になったので調べてみました。

雨が降る前は湿度が高いです。

湿度が高くなってくると、植物からでた油と土の中にある鉄分反応してあの匂いが発生すると分かりました。

湿度でも発生するのですね。

大切な役割を果たすエアロゾル

地中の中にあるジェオスミン・そして植物の油がしみ込んで発生するペトリコール。

これらの匂いがするのはエアロゾルという微粒子が大きく関わってくるんですよ。

大切な役割をしてくれます。

エアロゾルが発生するまで

雨粒が地面などにぶつかった瞬間、微粒子が発生します。それがエアロゾルなんですね。

雨が降って大気中にでてきた、ジェオスミン植物の油などを包み込みます。

微粒子のため、風に流されやすいと考えられており、それが雨の降る前や、降った後の匂いとして現れます。

エアロゾルは大雨時には発生しないと言われているんですよ。

通り雨のようにさっと降った時には、ぜひ匂いにも注意してみて下さいね。

またエアロゾルは健康被害に影響を及ぼす場合もあります。それが黄砂やPM2.5などが含まれている場合です。

雨が降る仕組みにもエアロゾルが関係していることが分かりました。

詳しく説明されている動画もあったので、参考にどうぞ。

 

雨にまつわる昔からの言い伝え

○○になると雨が降るという言い伝えを聞いたことがありますか。

雨の匂いを感じるには「まず雨がふってもらわないと」いうことで、言い伝えをいくつか集めてみました。

猫が顔を洗うと雨になる

猫が顔を洗う理由の一つとして挙げられるのが、ひげをいつでもきれいにしておきたいということがあります。

ひげは猫が生きていくうえで大切な役割があります。

それが湿気によって重くなるので、顔を洗う行為が増えれば雨になるのではと言われています。

ただ、猫は他の理由でも顔を洗いますので、100%当たると言うことはないでしょう。

あくまでも参考程度でお願いします。

飛行機雲が残っていると天気下り坂

これはちゃんとした理由があるようです。

まず、飛行機雲ができる条件は以下の通りです。

  • 気温が低い
  • 湿度が高い

湿度が高いのは水蒸気がたまっているということなので、その後以降の天候が変わることを表しています。

逆に考えるとすぐに消えてしまう時は、気温が高くて湿度が低いので、晴れが続くことが考えられるんですよ。

よく飛行機雲は見かけるものの、意識していなかったので、これからは注目してみようと思いましたね。

ツバメが低く飛んでいると雨

これはツバメ自身が湿度などを感じて、低く飛ぶのではなく、エサとなる虫が湿気で羽が重くなり、それを追いかけるツバメも低い位置を飛んでいるということです。

ツバメが低空飛行をしているのを見かけたら、そのうち雨予報になるかもしれないと覚えておくのもいいですね。

他の言い伝え

他にもたくさんあったので、紹介しますね。

  • うろこ雲・いわし雲が出ていると雨が降る。
  • 山が笠をかぶると雨が降る。
  • カエルが鳴くと雨が降る。
  • 茶碗の米粒がきれいにとれると雨が降る。
  • 波型の雲は雨が降る。
  • 低い雲が山の峰にかかるのは雨が近いなど。

他にも雨に伝わる言い伝えはたくさんありました。

いくつか覚えて実際に雨が降るのか、観察しても面白いですね。

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まとめ

  • 雨の匂いの事をペトリコールという。
  • ペトリコールとは1964年にできた造語。
  • 雨が匂う原因は、土の中にあるジェオスミンと植物から出る油が関係している。
  • 匂いを感じるのは、雨が降った際にエアロゾルが発生するため。
  • エアロゾルが発生すると、ジェオスミンや植物の油などを包み込み、風に流される。

雨の匂いは、アスファルトの匂いかと思っていたので、まさかここまで複雑な仕組みだとは思いませんでした。

そしてこの記事を書いているまさに今、弱い雨が降ってきました。果たしてペトリコールを感じることはできるのか、試してみたいと思います。

あなたもペトリコールという可愛らしい名前を覚えて、雨の匂いがしたときにぜひ周りの人に話してみてくださいね。

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