お金の悩み、ありませんか?
正直、貯金が必要なことはわかってる。だけどなかなか貯まらないのが現実。
20代のころは、貯金がないこともあまり気にならなかった。だけど、30歳が近づいてくると、将来のことなどを考え始めて、急に貯金がないことを不安に感じるように。
特に一人暮らしをしていると、実家暮らしの子に比べて、自由になるお金も少ないですよね。
30歳、一人暮らし、給料もソコソコ。そんな状況だから、貯金なんて無理な話と諦めている人も多いのでは。
そんなあなたに、一人暮らしでも貯金をするための3つの手段をお伝えします。
手順1:現状を把握しよう

貯金するにあたり、まず最初にすることは、自分自身の現状把握です。
あなたは、今、自分の貯金額がいくらあるのか、わかりますか。
また、毎月いくら収入があって、何にいくら使っているのか、
収支状況が赤字なのか黒字なのか、把握しているでしょうか。
貯金できない人の特徴
貯金ができない人の多くは、自分の資産状況や収支状況を把握していません。
貯金ができない人の問題点として、自分の支出の内容をきちんと把握していないということがあります。
つまり、しっかりとした家計管理ができていない人が多いのです。そういう私も、家計管理ができていない人の一人でした。
家計簿はつけていましたが内容は中途半端。忘れっぽい私は、家計簿に記載することを忘れたり、レシートのない支出をつけ忘れていたり。
そのため、できた家計簿は正確な収支を把握するには程遠いもの。
何に使っているのかわからないけどお金がない、毎月がそんな状況でした。
家計管理をしよう
そこで、いろんな家計簿を試した私がたどりついたのが、「マネーフォーワードME」でした。
家計管理が苦手は人には「マネーフォーワードME」がオススメです。
これを使うと、様々な銀行やクレジットカード、電子マネーなどを連携することで、自動で収支状況を取り込んでくれます。
自分で入力をするものといえば現金で支払いをしたものくらい。
そのため、私は電子マネーなどを活用して、現金は使わないようにして極力入力の手間を省いています。
それにより、かなり正確な家計簿がほぼ自動で作成されるようになりました。
家計簿を定期的につけるのが苦手な人は、まずマネーフォワードMEを使って自分の収支状況をきちんと把握してみましょう。
手順2:目標値を決める
自分自身の現状を把握できたら、次は、目標値を決めましょう。
30歳女性はいくら貯金してる
世間の30歳の女性はいったい、いくら貯金しているのでしょうか。
自分の貯金額が多いのか、はたまた少ないのか。気になりますよね。
金融広報中央委員会の平成29年度「家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯調査)」を参考にみてみましょう。
この調査は男女を含めた調査結果ですが、30代独身者の金融資産保有額の平均値は589万円、中央値は83万円となっています。
一方で、30代独身者で約4割の人が貯金ゼロという結果もあります。その結果に安心してしまいそうにもなりますが、できればこちらには入りたくないですよね。
貯金する目的をハッキリさせよう
同世代の貯金額を知って、自分の貯金額に危機感を覚える人もいることでしょう。
早速、貯金をしようと心に決めた人もいるかも。
貯金をするときに、私が一番大事だと思うのは、何のために貯金をするのかという目的を明確にすること。
目的のない貯金はまったく貯まりません。
これは過去の私がしてしまった失敗からの学びです。
昔の私も貯金は毎月していました。
とりあえず余ったお金を貯めておく、特に目的のない貯金でした。
なので、ショッピングをしていて欲しいものを見つけて、「あれ欲しいなー。」と思ったら、「あ、そうだ、あの貯金で買っちゃおう」、と貯金を切り崩してました。
ちょっと高めのバッグを買ってみたり、長期休暇があると、日頃のストレス解消に、と旅行に行ってみたり。
貯金はするものの、貯めては使い、貯めては使い、結局全然自分の貯金を増やしていくことができませんでした。
それではダメだと気が付き、今は、それぞれの貯金の目的をわけて考えています。
今でもちょっと高額の自分が欲しいものやレジャーにお金を使うこともあります。
でも、そのときは、ちゃんと専用の貯金の範囲内と決めて使うようにしています。
いくら貯金をするといいのか
独身女性が貯金する目的としては、
- 自分自身のご褒美用の支出のための貯金
- 将来の結婚や子育てに向けた費用
- 急な病気などで仕事ができなくなった場合の生活費
- 老後への備え
など、さまざま。
「貯金」といっても、何のための貯金か、そして、いつまでに、いくら貯めるのかという目標がないと、到達するためのベストな手段を見つけることができません。
仮に1年後に12万円必要にも関わらず、毎月千円しか貯めることができなければ、1年後には1万2千円にしかなりません。
もし1年後に12万円必要ならば、最低でも毎月1万円貯めていく必要があります。目標とする期間や金額があって初めて毎月いくら貯金していけばいいかを決めることができるのです。
何のために貯金をしようと思っているのか、そしてどのくらいを目標にしているのか、自分自身である程度の目標値を決めることが重要です。
手順3:節約をする
自分の現状と、目指す貯金額が決まったら、あとはそれに向けて行動するのみ。
一人暮らしの貯金は難しい?
一人暮らしをしていると、どうしても最低限必要となる支出額が発生するため、貯金は難しいのは事実。
家賃、水道光熱費、食費、通信費、はたまた奨学金等借入金の返済など、毎月ある一定額以上発生するものがありますよね。貯金はどうしてもそれらを差し引いた残りの金額から行うことに。
「平成26年全国消費実態調査」によると、30代女性が一人暮らしをするときの生活費は毎月18万円前後が平均とのこと。
(参考:総務省統計局 https://www.stat.go.jp/data/zensho/2014/index.html)
それらと比較して、自分の毎月の生活費で多すぎる部分があるとすれば、そこは節約できるポイントなのかも。
生活費の目安と節約のコツ
家賃は収入の4分の1から3分の1が目安。収入に比べて高すぎる家賃は、生活が苦しくなる原因の一つ。
水道・電気・ガスは合わせて10,000円程度が平均と言われています。テレビのつけっぱなしや電気のつけっぱなしなど無駄遣いを止めることで光熱費の削減につながるかも。
現代の必須アイテム、スマホの通信費。まだ大手キャリアを使っているなら格安SIMに変えましょう。大きく節約に貢献できるかもしれません。
そして最大の節約のポイントは食費。一人暮らしの食費は自炊の頻度によって費用が大きく異なります。
自炊や作り置きを頑張って食費を安くすることが節約のポイントです。目安は1日千円以内、30,000円前後でおさめると良いでしょう。
特に、食事などの買い物でコンビニに立ち寄るのはあまりオススメしません。
コンビニには誘惑がたくさん。行くと色々と買ってしまうんですよね。なので、できる限りコンビニでの買い物は避けることをオススメします。
貯金は先取り
毎月最低限必要な金額を確保したら、残りのお金から貯金にまわしましょう。
貯金をするときは、先取りが肝心。
お給料が入ったら、まず最初に貯金すると決めたお金をのけましょう。
自分でするのが面倒な人は、銀行の自動積立なんかを活用してもいいかもしれませんね。
そうやって毎月少しずつの積み上げで目標とする貯金額を目指していきましょう。
番外編:収入をあげる

節約で自分の生活を見直して無駄を省いたとしても、目指す貯金額が大きければ、到達するには限界があることもありますよね。
その場合には、そもそも収入額をあげることを目指すことも手段の一つですよね。
転職や副業で収入アップを狙いましょう。
30歳にもなると、ある程度社会人としての経験やスキルも身についてくるころ。これまでのキャリアをいかして、転職で年収アップを目指してみるのもいいかも。
ミイダスなどをつかって、自分の市場価値を調べてみるのもおもしろいですよ。
まとめ
30歳、一人暮らしでも貯金をしていくための手順を紹介してきました。
貯金できない状態から抜け出すためには、何よりもまず、本人が貯金がないことに危機感を持ち、貯金をする気になることから始まります。
- 自分の現状の貯金額を知って、危機感を持ち
- 貯金する目的、目標額をきめたら、
- そこに向かって、無駄な支出を省いていく
- そうすれば、着実に貯金はできるはず
でも、貯金をすることだけが目的になって日々の生活が楽しくなくなるのももったいないですよね。
なので、無理のない範囲で少しずつ自分のペースで貯金の習慣を身につけていきましょう。
あなたにも、きっとできますよ。頑張りましょう。
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