冬といえばこたつ!!寒いからこたつに入ってテレビを見ながらついついウトウト…。なんてことよくありますよね。
お母さんから「こたつで寝ちゃダメ!」なんて怒られたことある人多いのではないでしょうか。
私も、小さい頃はこたつに入って寝落ち…
そのまま朝を迎えてしまったこともあります。朝になって、起きてきた母によく叱られていました。
こたつで寝るのはダメなこと?デメリットは?

こたつで寝るのはダメなことだとよく言われていますよね。
でも実際何がダメなんでしょうか…。
どうせ、電気代とか??
私はそう思っていました。
もちろんそれも間違いではないです。
しかし、こたつで寝ることが私達の体にとってデメリットとなってしまうのです。
風邪
子供の頃、「こたつで寝ると風邪を引くからちゃんと布団で寝なさい。」とお母さんに叱られませんでしたか?
こたつで寝ると、必要以上に体が温まるので汗がたくさん出ます。これによって体の水分がどんどん抜けていきます。そして喉や鼻、口の粘膜が乾燥します。
こたつで寝てしまったとき、喉がカラッカラに乾燥しているのはこのためです。
粘膜が乾燥してしまうと、風邪のウイルスに十分に対抗できなくなってしまうのです。
つまり、風邪のウイルスが体内に入ってきやすくなります。
さらに、こたつで下半身が重点的に温まってしまうことで上半身との体温に大きな差が生まれます。これにより、体温調節がうまくいかなくなって自律神経に乱れが生じ、免疫が低下してしまうこともあるのです。
これらのことにより、風邪を引きやすくなってしまうのです。
さらに、こたつの時期は「冬」。
インフルエンザが猛威を奮っている時期なのです。免疫力が下がるとインフルエンザに感染する恐れもあるので注意が必要です。

腰痛などの体の痛み
布団と違って、こたつで寝ると下は床なので体が痛くなってしまいます。また寝返りもしづらくなるので同じところに長時間体重がかかり続けるので体に痛みが生じます。
しっかりとふかふかの布団で寝たほうが、体に負担が少なく睡眠の質を高めることができます。
心筋梗塞
「まあ、風邪になりやすくなるくらいならいいや。」などとこたつを甘く見てはいけません!
こたつで寝ると時には、心筋梗塞のような恐ろしい危険を引き起こすこともあるのです。
こたつによって必要以上に体が温められることによって体は異常に汗を出します。これによって体は脱水症状になります。
そして、体の中の水分量が減少し、血液がドロドロになります。血液がドロドロになると、血管が詰まりやすくなり心筋梗塞を起こしやすくなるのです。
便秘
こたつによって、体内の水分量が減少することで大腸の水分も減少し、便が硬くなってしまいます。
なかなか便が外に出てくれなくなるので便秘に繋がります。
便秘になってしまうと、慢性的な腹痛やお腹の張り、肌荒れにも繋がってきます。
低温やけど
こたつで寝てしまうとずっと同じ場所に熱が当たり続きます。
また、こたつは狭くて寝返りがうちづらいのでずっと同じ体勢になりがちです。
なので、低温やけどのリスクが高まります。
起きたときに、「少し体がかゆいなあ」と思った事はありませんか。
これが、「低温やけど」なのです。
長時間ほっといておくと、ヒリヒリとした痛みが出てくるかもしれません。
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こたつで寝るはデメリットだけじゃないはず!!メリットは!?

これだけダメダメと言われていても、こたつで寝てしまう。
「だって眠くてしょうがないし、なによりこたつでウトウトしている時間が最高なんだもん!!」
「こたつで寝ることにメリットだってきっとあるはず!」と思っている方。
残念です…。
こたつで寝ることにメリットは一つもないのです。
デメリットはあれだけあるのに…。
しいて言えば、「寝落ちするときの一瞬の快楽」くらいです。
こたつで寝ても良いことなんか一つも無いのです。
こたつで寝るのはやめるようにしましょう。
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こたつで寝ないようにする方法
クリスマスやお正月など、イベント事も多い冬。目一杯楽しみたいですよね。
普段から、こたつで寝ない習慣をつけてこたつで寝落ちしないように気をつけましょう。
- 眠くなってきたら、こたつから出る
- ちょっと寝たいときはアラームをかける
- 〇時以降はこたつに入らない
など、自分でルールを決めてこたつではなく、「布団で寝る」習慣をつけましょう。
ゆたんぽを活用して、布団を温めて置くことも有効です。
こたつは悪いものではありません。きちんと活用すれば自分の生活をより豊かにすることができます。
「おこた」と「こたつ」の違いを世界一わかりやすく解説するよ!
まとめ

テレビを見ながらこたつでウトウト…そして気づいたら朝まで寝落ち。なんて生活を送っていると、
「最近体調が悪い…」「便秘気味だしすぐ風邪引くなぁ」
なんてことになってしまうかもしれません。
それだけでなく、心筋梗塞という最悪の場合だって可能性がないわけではないのです。
冬には欠かせないこたつですが、”「こたつで寝ること」は危険な行為”なのです。
こたつを正しい使い方で活用して、冬を健康的に乗り切りましょう!!
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