ミルメークを知っていますか?
知っている人は「給食で牛乳と一緒に出てきたやつだよね」と言います。
実際私は小学生の時にミルメークと対面したことはありませんでした。
牛乳に混ぜるとあら不思議!コーヒー味ならばコーヒー牛乳に早変わりしてしまう魔法の粉なのだそうです。
牛乳がとても苦手な私にとって、当時これが給食に出ていたならば苦労しなかったかもしれません。
私の小学生時代は「残したら駄目、食べるまで昼休みはなし」が当たり前な時代でした。
今は「無理はしないで食べられないものは残してもいい」方針になっているようですので、私のように牛乳と戦い昼休みが終わる人はいないと思います。
そんなミルメークのコーヒー味、「珈琲」と書いてあるのですから、カフェインは含まれているのでしょう。
実際カフェインは含まれていました。
それではどの程度含まれているのかについても、ミルメークのカフェインについて調べてみたいと思います。
ミルメークにカフェインは含まれています

ミルメークのコーヒー味には原材料として、「インスタントコーヒー」と表示がありますので、カフェインは含まれています。
しかし、どの程度の量が入っているのかなどの表示はありませんでした。
ミルメークを作っている大島食品工業のHPを拝見したのですが、そちらにも表示はされていませんでした。
正確な量がわからないままだとモヤモヤするので、私はHPに記載されている「お気軽に」と表示された問い合わせ先に電話して聞くことにしました。
カフェインが含まれているミルメークは?
今現在ミルメークの味の種類は8種類製造されています。
- ミルメークコーヒー(顆粒5g、粉末5g、粉末10g)
- ミルメークココア(顆粒8g)
- ミルメークいちご(顆粒6g)
- ミルメークバナナ(顆粒7g)
- ミルメークメロン(顆粒6g)
- ミルメーク抹茶きなこ(7g)
- ミルメークキャラメル(粉末7g)
- ミルメーク紅茶(7g)
粉末(顆粒含む)以外に液体のミルメークも3種類販売されています。
- ミルメークコーヒー液体
- ミルメークココア液体
- ミルメークいちご液体
液体はチョコペンのような形をしていて、チューブの先をねじってちぎりストローの差込口から入れるという、パックタイプの牛乳のために作られたものですね。
カフェインが入っているのは以下の4種類
- ミルメークコーヒー
- ミルメークココア
- ミルメーク紅茶
- ミルメーク抹茶きなこ
半分の商品にカフェインが含まれているということがわかりました。
ミルメークに含まれるカフェインは多いの?

ミルメークコーヒーに含まれるカフェイン量はどの程度なのでしょうか?
ミルメークのおいしい飲み方は、1袋に対して150mlの牛乳で割ることらしいので、他の飲み物が150mlに対してどのくらいカフェインが含まれているのも一緒に考えてみましょう。
ミルメークシリーズのカフェイン量
ミルメークコーヒー顆粒8g | 6.7mg |
ミルメークコーヒー粉末5g | 8.5mg(※) |
ミルメークコーヒー粉末10g | 8.5mg(※) |
ミルメークココア | 2.3mg |
ミルメーク紅茶 | 15.4mg |
ミルメーク抹茶きなこ | 7.9mg |
※粉末5gのものと10gの物がカフェイン含有量の数字が同じとなっています。
これは10gのほうが砂糖が多く配合されているので、結果同じ量になったということです。
その他のドリンクのカフェイン量
コーヒー(ドリップ) | 80~120mg程度 |
コーヒー(インスタント) | 50~60mg程度 |
紅茶 | 60~80mg程度 |
ココア | 20mg程度 |
緑茶(玉露) | 240mg程度 |
〃 (煎茶) | 30mg程度 |
〃 (番茶) | 15mg程度 |
〃 (ほうじ茶) | 40mg程度 |
ウーロン茶 | 50mg程度 |
コーラ | 15mg程度 |
以上を比較して見ると、ミルメークに含まれるカフェイン量はかなり少ないことがわかりますね。
妊婦は飲んでも大丈夫なの?

少ないながらもカフェインがあることがわかりました。
では、ミルメークは妊婦さんが飲んでも大丈夫なのでしょうか?
妊婦1日あたりカフェインの目安量
私が妊娠中に健診で言われたのは、「1日コーヒー2~3杯程度なら飲んでも構わないよ」ということでした。
実際に調べてみると、
1日300mgであれば、妊娠中に摂取しても胎児への影響は少ない
とのことです。
しかしながら、体質などによってカフェインが固体に及ぼす影響は個人差があるので、誰もが300mgといえるわけでもないそうです。
とはいえ、300mgという目安を考慮しても、ミルメークコーヒー10杯飲んでも届きませんので、妊婦さんにも安心といえると思います。
妊娠中は牛乳を摂取したいと思うでしょうし、牛乳をミルメーク使えば飲めるというのでしたら問題ないと思います。
大丈夫だからといって、飲みすぎは良くないと思いますので、適度に楽しみたいですよね。
子供は飲んでも大丈夫?

妊婦さんにとって問題ない量のカフェインということがわかりましたので、次に子供にとってカフェインは影響ないのか疑問に思いますよね。
もともとミルメークは、学校給食の牛乳に混ぜる為に製造されたものです。
大丈夫だとは思いますが、子供にカフェインを注意しなければならないのは何故なのかも、考えてみます。
カフェインが子供に与える影響は?
日本では明確に何歳からカフェインを与えていいという指導はありません。
しかしながら、カナダでは『4~6歳の子供には1日45mg未満を推奨』と言われています。
子供が過剰摂取すると、脳を刺激され
- 落ち着きが無くなる
- 不眠
- 多弁
など、興奮状態の症状が出やすくなるのだそうです。
また、摂取後数時間経ってカフェインの作用が消失すると、集中力や積極性の低下や、眠気・だるさなどが増してしまうことも報告されています。
子供が飲むカフェイン飲料トップ5
- 緑茶・・・34.5%
- ほうじ茶・・・29.9%
- ココア・・・25.7%
- コーラ・・・14.5%
- コーヒー牛乳・・・12.5%
という結果になっています。
子供が、離乳食から大人と同じものが食べられるように成長していきます。
そうなると、カフェインに関しては頭から離れがちになりますが、控えたほうがいいものだったら少し考えたほうがいいのかもしれません。
ミルメークは何歳から飲ませていいの?

こちらもミルメークを製造している大島食品工業に聞いてみたところ、
『明確に何歳からという案内はしていないけれど、3歳まではカフェインが含まれていないものをオススメしています』
とのことでした。
3歳になっていない子供には、ミルメークのいちご・バナナ・メロン・キャラメルはカフェインが含まれていませんので、そちらのほうが好ましいということですね。
私の子供は2歳ですので、まだカフェインは早すぎるかなと思っていました。
牛乳を積極的に飲んではくれないので、いちごやバナナの味にすることで飲んでくれるならば、これから多様することになりそうです。
まとめ
- ミルメークはフレーバーによってはカフェインが含まれている。
- ミルメークは8種類の味がある。
- カフェインが含まれているのは、コーヒー・ココア・紅茶・抹茶きなこ。
- 含まれているカフェインは少ない。
- 妊婦さんが飲んでも大丈夫な量。
- 子供が飲んでも問題は無いが、3歳まではカフェインが含まれていない味がいい。
私のように牛乳を見るのも無理なほど嫌いになると、手を出しにくいのですが、ちょっと苦手なくらいの方ならば心強いものですよね。
カフェインは摂取しすぎると弊害が出てしまうものではありますが、適度にならば様々な作用があるものです。
そしてミルメークのカフェインは気にするほどの量ではありませんでしたので、気軽に楽しめる商品だと思います。
また、製菓用の粉末ミルメークなどもありますので、親子でアレンジクッキングなども楽しいですよね。
私も機会があったら牛乳嫌いを克服するべく、1つ挑戦してみたいと思います。
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