ダイエット、したことありますか?
減量、ダイエットは多くの人が経験のあるものだと思います。
この飽食の時代に食べることが好きな人は必ずこの問題に直面すると私は思っています。
かく言う私も過去様々なダイエット法を試したことがあり、挫折・失敗を繰り返してきました。
今回1日1食、夜だけ食べる減量法のご紹介と、ダイエットをしたけれど痩せなかった人へ、自分に合った減量法を見つけてもらうためにご紹介していきたいと思います。
私は1日1食夜だけ食べる方法は行っておりません。その理由もしっかりお伝えしていきますね。
1日1食夜だけ食べるダイエット法とは?

そもそもこの方法はどのようなダイエット法なのでしょうか?
その名の通り「夜だけ食事をする」
朝食・昼食は食べません。プチ断食です。
プチ断食期間の水分は、カロリーや糖分の含まれていない水やお茶で過ごします。
夜はしっかり食事をしてください、何を食べても大丈夫です。アルコールも大丈夫です。
これだけ聞くと夢のような方法のような気がします、食べていいときはどれだけ食べてもいいのですから。
簡単に感じるので、確かに実行したくなりますよね。
実はこの方法で痩せた人が私の身内にいます。
目の当たりにした効果の差
従兄夫婦が挑戦していました。
その従兄がこの方法で2ヵ月後には別人になっていたのです。しかしながら、彼の奥さんは「結果は伴わなかった」と言っていました。
彼らが家で一緒に食事をするときは同じメニューのはずです。それでも「痩せた」「痩せない」という結果の差は謎ですよね。
では、この効果の差を別の視点から考えてみたいと思います。
1日1食のメリットとデメリットはどこにあるのか?
好きなものを好きなだけ食べてもいいならば、食べることが好きな人にはたまらない方法だと思います。
メリットやデメリットついても考えてみましょう。
メリットは?
メリットと言えばそれは「好きなものを好きなだけ食べてもいい」というところですよね。
晩酌はかかせないという人にとっても、ダイエット中はお酒を我慢!なんてこともありません。
揚げ物やご飯なども大丈夫なので飲み会なども参加できちゃったりします。
従兄夫婦の例
従兄夫婦は食べることが大好きな夫婦です。
このダイエットの途中でも一緒に食事に行く機会がありましたが、「本当に減量中なの?」と疑うほど従兄は大量の食事を胃袋に詰め込んでいました。
それでも従兄は、その後顔がふたまわり小さくなったと思うほど見た目にも変化があるという成果を得ていたのです。
彼にとってはこの減量法がとても合っていたのだと思います。
デメリットは?
今までしっかり朝食・昼食を摂ってきた人には空腹の時間が長いということです。
後は今まで1食のカロリーをセーブして生活してきた人などは、1回の食事を爆発的に食べ過ぎて逆に太ってしまったなどという話もありました。
仕事柄「昼食に職場の人とランチに行かねばならない」という方もいることでしょう。
「ダイエットしてるから食べません」と言える間柄ならいいかもしれませんが、人間関係難しいもので言えない相手もいるかもしれません。
生活環境や職場環境がこの方法に伴っていない場合は難しいと思います。
私がこの方法を行わない理由
私はこの方法を行っていないと最初にもお話しましたが、「空腹感が続くとイライラしやすい」のでこのデメリットが私の中で行わない理由としては大きいものでした。
また、夜は夕食後わりと早めに寝てしまうので「食べたものが全て翌朝贅肉に変化してしまう」というマイナスイメージしか持てなかったというのもありました。
メリット・デメリットをもう一度確認して自分に合っているか見直して
デメリットの部分で私が行わなかった理由もお話しましたが、私はダイエットをするにあたって決めていることがあります。
- ストレスを感じにくい方法か
- 前向きなイメージを持ち続けられるか
ここまで熟考するには私の過去が関係してきます。
私の体験談
私は過去にダイエットしているストレスも合わさって拒食症になったことがあります。
痩せていく喜びよりも食べられないことによって体力がどんどん落ちていき、自宅の階段すら昇ることができなくなりました。
その後体力を回復させようとしますが、食べたくても食べられないというジレンマにも陥ることになります。
幸いながら今は普通に食事をすることができます、むしろ痩せないと!と思うほどになっています。
その経験をしてから私は「ストレスになるダイエットはしない」ということを心がけるようになりました。
この減量方法に関しては従兄が痩せたので、彼の職場環境や生活スタイルが合っていたと私は考えています。
以上を踏まえて私としては「減量法のひとつではあるけれども、自分の選択肢としてはなかった」という結論です。
自分に合った減量法を探す「1+5」のヒント

自分に合った減量法、これがわかれば理想の体重維持は手に入れたようなものですよね。
実際痩せた私の従兄ですが、目標の体重になると夜だけの1食生活はやめてしまいます。
そしてまた体重が増えすぎたと思うと再び1日1食に戻して痩せることを繰り返していますね。
彼にとっては「確実に痩せる方法」なのでしょう。
人は確実に痩せる方法を求め様々な方法を試すものです、そしてそれは私も同様です。
そこでその方法に出会う為に、痩せるための心構えや基本を再確認してみたいと思います。
痩せる目的はどこ?!目標は体重か体型か!
痩せるとしても色々な目標があると思います。
- 夏に向けて体型をなんとかしたい。
- 健康診断でお医者様から減量しなさいと言われた。
人の数だけ理由があるのと同じように、人の数だけダイエット方法はあるような気がします。
それに体型をなんとかしたいというのであれば、運動も重要になってくるはずです。
食事だけではどうにもならないけれど「楽して痩せたい」と思うのはわかります、私も「ダイエットは明日から」という魔法の言葉を良く使います。
ダイエット前の基本5か条を心に留めてみよう!!
減量を行うにあたって、基本的なことを忘れないようにすることも重要です。
以下5つを忘れないようにしましょう。
体重や食事をしっかり記録しよう!
グラフや表にしっかり記録して管理することで、前向きに継続できることもあります。
メモしていく人が苦手な場合、食べるものを携帯のカメラで保存したり、携帯のカレンダーに体重をメモするだけでも意識的なものに変化は生まれると思いますよ。
自分に無理のない範囲でチェックしていくことは大切ですね。
目標は小さく!達成を重ねて成功実績の積みあげを!!
「来月旅行だから1ヶ月で10kg痩せないと!」などと短期間で大きな目標を作ってしまうとその時期を過ぎた後のモチベーションはなかなか保てないものです。
そこで終われるならいいかもしれませんが、再び旅行が決まったら同じように焦ることになってしまいますよね。
それならば「今の体重を1ヶ月で5%減らす!」などの小さな目標を立てることが大事です。
目標達成することで自分に自信とやる気が湧き上がります。
達成したら次の月は更に5%減らす、と常に小さな目標を積み重ねていくと1年後にはかなりの減量に成功していることになりますので、我慢とストレスの短期間よりも近道かもしれません。
食事はバランスと順番を気をつけよう!
わかりやすくご飯、お味噌汁、おかず(魚や肉)、小鉢(サラダやお浸し、煮物)が一つの御盆に乗っている定食で考えてみます。
- 野菜や汁物(ビタミン、ミネラル)
- おかず(たんぱく質)
- ご飯(炭水化物)
この順番が望ましいのだそうです。
しかしながら、おかずを食べればご飯が欲しくなりますよね。
重要なのは最初に野菜を食べることなのだそうで、野菜や汁物を先に食べることで、血糖値の急激な上昇を抑えて食べ過ぎの防止にも繋がるのです。
牛丼に例えるなら、サラダを注文してサラダから完食し、その後牛丼を楽しむという感じです。
運動はちょっとした気持ちの切り替え!
ダイエットするのでジムに通う!という人もいると思います。
それもいいと思いますが、仕事状況によっては「繁忙期で通えなくなってから行くのをやめた」という状況になりそうな人はちょっとしたことに気をつけるところから始めましょう。
- 駅ではエスカレーターやエレベーターを使わない(階段使用)。
- 電車では座らない。
- 立っている時も座っている時も姿勢に気をつける。
もう少し運動したいと思うならば、目的の1駅手前で降りて歩くのも素晴らしいと思います。
減量を開始する前から少しでも運動することに意識するだけでも達成率は大きく上がることでしょう。
睡眠をしっかりと!
お腹が空いて眠れないなど、無理なダイエットをしているとよくあることかもしれません。
しかしながら、睡眠時間が短いことで食欲が増すホルモンが増えてしまい、逆に食欲を抑えるホルモンの分泌が減ってしまうのだそうです。
しっかりと睡眠時間を確保して眠ることで食欲も抑えられるならば、睡眠はダイエットにとって重要なことだとわかると思います。
ストレス少なく効果は大きくなるダイエットへ!!
ダイエットは我慢との戦いになります。
1日1食夜だけ好きに食べてもいいとしても、朝と昼の空腹を我慢しなくてはなりません。
楽な減量というものは存在しないかもしれませんが、ストレスが少なくて自分自身に合った減量法というものが存在していると思います。
調べていたら、肥満遺伝子(肥満に関連すると言われている遺伝子のこと)を調べてくれる民間の検査機関(医療機関ではありません)なども最近はあるようです。
肥満遺伝子は60個程あるようで、その中の数個を調べるので100%それを信じて猛進するというよりも、「自分の遺伝子は糖質の代謝が苦手なようだからご飯の量を抑えよう」程度の参考にするのにはいいのかもしれません。
時代と共に調べるツールやダイエットの方法は様々ですから、「食べなければ痩せるのだから我慢」という考えなどではなく、「健康に痩せていく方法を模索」していって欲しいと私は考えます。
まとめ
- 1日1食夜のみ食事を好きなだけ食べてもいいダイエット方法がある。
- 痩せた人もいれば、痩せなかった人もいる。
- 自分に合った減量方法は、生活スタイルなどにも関係してくる。
- ストレスが少ない自身に合ったダイエット方法を見つけることが成功への近道。
人によって何が正解か違うこの難しいダイエットの問題ですが、自分の体とは密接した議題だと私は思います。
食べることが好きだったのに拒食症になり、食べたくても食べられなくなった経験を持つ私としては、ダイエットをしたい気持ちが痛いほどわかると同時に「無理なことはしないで欲しい」と切に願います。
理想へ向けて努力をすることはとても素晴らしいことですので、是非とも「ストレスが少なくて効果のあるダイエット」と出会えるよう、探し求めていただきたいと思います。
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