一人暮らしで貯金もしたい!手取り15万でできる簡単節約術あれこれ

1人暮らしに憧れたことはありませんか?

ずっと親元で暮らしていれば経済的には楽ですが、社会人になったのを機に親元を離れようとワクワクしている方も多いのではないでしょうか。

しかし、そんなにお給料を多くもらっているわけではないのに一人暮らしなんてできるのだろうか、と悩んではじめの一歩を踏み出せない方も多いようです 。

初任給の相場は手取り15万円くらいが多いと思いますが、この収入で一人暮らしは厳しいのでしょうか。

また、一人暮らしをしていても貯金は続けたいものですよね。

手取り15万円は十分な余裕のある金額ではありません。しかし、その中でもやりくりして貯金をしている人はいます。

では手取り15万円で一人暮らしをしながら、貯金を続けるような良い方法を探っていきましょう。

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貯金に関する基本的な考え方

貯金に関しては考え方が重要です。

あなたはお給料の中からやりくりして、残ったお金を貯金するものと思っていませんか。残念ながらこれは間違っています。

はじめに貯金額を決めて、貯蓄用口座や定期預金に入れます。その後で残ったお金で生活をやりくりするのです。

これを続けていれば自然に貯金は増えていきます。 

一人暮らしの方は、まず手取りの10%を目標にしてみましょう。手取り15万円だとしたら1万5千円です。

勤務先に財形貯蓄の制度がある場合は是非利用しましょう。手元に入る前に貯金されてしまうので絶対に無駄遣いできません。

ただし、いざという時に引き出しにくいので嫌だと思う方もいるかもしれません。

その場合は一般の金融機関でも積立が出来ます。 給料の振込口座にしている金融機関で申し込むと、お金を移す必要がなくとても楽です。

早速節約!その前に知っておきたい2種類の支出 

さて、大切なお金ですから無駄遣いしないよう上手な節約をしていきたいものですね。

でも、やみくもにお金を切り詰めるととても辛い節約生活になってしまいます。何事も作戦が第一。まずは貯金の敵、支出の種類を把握しましょう。

支出には固定費変動費の2種類があります。 

固定費は通信費や水道光熱費の基本料、家賃、税金や社会保険料など毎月、あるいは毎年一定の金額が決まって出ていくお金のことを言います。

変動費は、食費や洋服代、交際費やレジャー費、医療費など金額がその都度変動するお金のことを言います。

支出を固定費と変動費に分けて考えると、節約は楽になるので、まずこの2つを覚えておきましょう。

最初にするべき!楽ちんな固定費の節約

節約はまずはじめに固定費から始めるのが楽でおすすめです。

はじめに固定費を節約をするのは何と言ってもだからです。一回見直せば毎月の支出が自動的に減るのでそれ以降頑張る必要がありません

具体的な固定費の削減例

家賃

家賃は手取り収入の1/4から1/3くらいに収めましょう。手取り15万円なら3万8千円〜5万円くらいに収めます。

家賃を下げる方法は、社宅に住む、少し郊外に住む、古い物件を選ぶなど色々あります。引っ越しには費用がかかるので、物件選びは慎重に。

また、不動産屋さんに価格交渉すると、少しですが値引きしてもらえることもあります。

スマートフォン

スマートフォンは必ず格安SIMにします。知人が携帯料金に毎月9千円かかると嘆いていましたが、どう考えても払いすぎです。

私は10年以上前から格安SIMを使用していて、月のスマホ料金が4千円を超えたことがありません。

現在は楽天モバイルを使用していますが、月2千円もかからないのに通信速度も通話品質も全く問題ありません。

スマートフォンは節約できる金額が大きいので絶対に見直しましょう。

電気代

電力自由化で、電気の会社も選べるようになりました。

賃貸物件でもほとんどの物件では電気の会社を変えることができます。

一人暮らしの電力使用量だと、月1000円以上も安くなるケースがあるようです。何社か見積もりを取って選ぶと良いでしょう。

ガス代

都市ガスはプロパンガスよりガス代が安くなります。

こちらは自分で選ぶのではなく、住まいを探す時に、設備がプロパンガスになっている住宅を選ばないといけません。 

保険料

健康保険料や医療保険、国民年金などは一年分を一括で支払うと保険料が割引になることもあります。何年も継続すると少しずつ大きな金額になるので節約になります。

工夫次第で楽しめる変動費の節約

変動費で節約しやすいのは食費です。食費の節約方法には

  • 賞味期限間近な値引き商品のワゴンセールをチェックする
  • 自炊する
  • 社員食堂を利用する

などの方法があります。

あまりオススメできないのは、スーパーのチラシをチェックして特売品を買うことです。

チラシを見ると月曜日は卵が安く、火曜日はお肉が安い、と言った具合に毎日買い物に行きたくなってしまいます。

行った日にたまたま特売品が欲しいものだったら買う、くらいにとどめましょう。

以上の3つの中でも節約効果が高いのは自炊です。出来るだけ自炊して食費を減らしていきましょう。

一人暮らしの場合は自炊によって食費を2万円程度にまで抑えることができます。

これまで料理をしてこなかった人にとっては、自炊は少しハードルが高いと感じるかもしれません。

そこで料理嫌いの私から、ハードルの低い手抜き自炊方法を紹介します。

主食をまとめて冷凍

ご飯を炊く時は炊飯器の容量いっぱい炊いて、1食分ずつに分けてラップでくるみ、冷凍します。食べる時はレンジで解凍します。

食パンも冷凍可能です。期限が近づいた値引き品でも冷凍すれば問題なし。くっついてしまうと食べる時に剥がずのに苦労するので、1枚ずつラップにくるんで冷凍します。

冷凍したパンは普通にトーストすれば食べられます。

電子レンジ調理

電子レンジ調理は耐熱の食器で調理から食事まで完結するので、調理器具の洗い物が減って便利です。

「焼きそば 電子レンジ 簡単」

などのキーワードで検索すると色々なレシピが出てきます。

一人分の料理は電子レンジと相性が良く、作りやすいのでオススメです。

支払い方法による節約

簡単に節約できる方法の一つに、現金を使わないというのがあります。

現金以外の決済方法でおすすめなのは

  • 電子マネー
  • 金券

の2種類です。

電子マネー決済について

おすすめは楽天ペイなどのクレジットカードから使ったお金を支払う電子マネーです。

決済も素早くできてレジの時間も短くなります。クレジットカードと連動しているのでカードのポイントがつくのも利点です。家計簿アプリと連動させれば入力の手間もなく家計管理が出来ます。

私が利用している楽天ペイでは、カードのポイントだけでなく楽天ポイントもつき、ポイント支払いも出来るのでずいぶん節約できていると思います。

ただし、ついつい使いすぎてしまう恐れのある方にはチャージ式電子マネーをオススメします。毎月決まった日に決めた金額だけチャージすることで、予算内に収めます。

絶対にしてはいけないのはクレジットカードでのオートチャージです。チャージした残高が一定金額より下回ると自動でカードからチャージしてくれる機能です。

この機能を使うと知らないうちにどんどんチャージされてしまうため、予算内で管理するのが難しくなります。私は一回設定したのですがすぐに解除しました。

金券の利用

電子マネーに抵抗がある方は金券の利用もおすすめです。

金券ショップで購入しても良いですし、会社の福利厚生制度で割引価格で購入できることもあります。ポイントよりも割引率が高くなる場合もあるので積極的に利用しましょう。

お金を見える化して節約

先程、家計簿アプリと電子マネーを連携すれば管理が楽だとお伝えしましたが、そんな機能を備えた家計簿アプリを1つ紹介します。

これがこちらのマネーフォワード MEです。

 オススメの理由は、連携しているサービスが多いこと、レシートを撮影して読み込みが出来ること、口コミ評価が高いことです。

実は私は家計簿が苦手です。今まで幾度となく書こうと決めては挫折してきました。その理由の1つがレシートを貯めてしまうことでした。

レシートを撮影して記録できたら簡単で良いのに、と15年以上前に思いましたが既に実用化されていたんですね。

Google Storeに寄せられたコメントにも丁寧な返事が返されていて好感が持てました。

実際に何にいくら使ったのかが分かると、無駄遣いのポイントが見えてきます。

見直しをして、先月は洋服を買いすぎたな、等と反省出来るのもいいところです。

健康を維持して節約

一般的な節約術とは少し違いますが、健康管理も大切です。

医療費は意外と大きな出費になります。有給休暇が無かったら欠勤扱いになって収入が減ることもあります。

お金の使い道としても全く楽しくありませんので、やはり健康でいるのは大切です。

自炊で食費を節約しつつ栄養バランスを整えるのも大切です。また、生活の中に運動を取り入れることも重要です。

しかし、運動は習慣がない人には少し始めるハードルが高いかも知れません。

手軽でおすすめな健康法は歯磨きです。歯磨きを丁寧にすれば虫歯で歯科を受診する確率は確実に減ります。

そして、もう一つの口の病気「歯周病」は糖尿病の原因にもなる恐ろしい病気です。歯磨きで予防できるのなら安いものだと思います。

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まとめ

手取り15万でも貯金しながら一人暮らしはできます。ただし、節約は必須です。

収入からまず目標額を貯金します。目安は1万5千円くらいです。
残りは上手に節約してやりくりしましょう。

具体的なやりくりの方法には

  • 固定費の見直し
  • 食費の節約
  • 電子マネーや金券の活用
  • 家計簿アプリでお金を見える化
  • 健康管理

があります。

貯金を続けるには目的意識を持つこともオススメです。お金が貯まったら旅行に行こう、等と考えるのも楽しく続けられるポイントですよ。

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