切れた乾電池の復活術!!簡単な方法と安全な扱い方をわかりやすく紹介

「あつ!リモコンが動かない」私たちの生活の中で、日々縁の下の力持ちといえる乾電池ですが、突然動かなくなると困ってしまいますよね。

以前、通勤の満員電車でボタンを押すとピコピコと光る、おもちゃを持った小さな子供が乗っていました。静かに遊んでいたのですが「あっ!電気がつかなくなった」と思ったとたん、「ふぇっふぇっ」とみるみる泣き顔に。

それに気が付いたお母さんが「電話元気なくなっちゃたね、手術してあげようか」と、電池ボックスのふたを開け、乾電池を取り出して手に包み「元気になあれ」とおもちゃに戻しました。子供も私も興味津々です。

すると、ピカッっと光ったのです!私はその時、接触が悪かったのだろうと思っていたのですが、今思うとこのお母さん、乾電池の復活術を知っていたのではないでしょうか?

子供は大喜びで、電車を降りるまでごきげんでした。とっさに、魔法のように乾電池をよみがえらせて子供を喜ばせるなんて、素敵なお母さんですよね。

何とか、あと少し動いてくれないかしら。そんな時に、ぜひ試していただきたい、乾電池を復活させる方法電池の扱い方をご紹介します。

 

超簡単電池復活術とは

充電が主流になってきている現在ですが、家の中にはまだまだ乾電池の存在は欠かせません。乾電池の年間消費量は、一人当たり約70本と言われています。

私たちの使っているほとんどの乾電池は、バッテリーを最後まで使い切っていないのに、電池切れの状態になってしまうのだそうです。ということは、バッテリーが残った状態のままの乾電池が廃棄されているということです。

バッテリーが残っているのに、捨ててしまっているなんて、もったいないですよね。急な電池切れの時はもちろん、エネルギーを最後まで使うために入れ替え前に、一度電池を復活させて使いましょう。

乾電池を温めよう

乾電池を復活させる方法はとっても簡単!「乾電池を3分間手で握って温める」
こうして温めてあげると化学反応が活性化し、復活するんです。

乾電池は、化学反応(酸化反応)によって、電気を作り出しています。温度が高いと活発に反応し、温度が低いと反応が鈍くなります。温めることによって、まだ未反応の部分が酸化して少し使えるようになります。

乾電池復活に温めることが効果的ということで、ドライヤーで温めた!とか乾電池を鍋で煮てみた!という話を聞きましたが、液漏れの可能性がありとっても危険ですのでやめましょう。

接点の部分を拭いてみよう

ティッシュや布などで、接点部分を拭いてみましょう。乾電池を使用している際、プラスとマイナスの端子の部分が酸化したり皮脂がついたりして、両極の部分に薄い膜が張った状態になってしまいます。

その薄い膜が電気の流れを邪魔し、電気が流れにくくなってしまうのです また電池を入れる機器の電池ボックスの方も、同じように拭いてあげると、さらに効果があります。

リモコンなどが動かなくなった時にのふたを開けて、乾電池をグルグル回してみたり、乾電池を外して入れ直してみたことはありませんか?

これによって薄い膜が剥がれ電気が流れやすくなるため、少し復活しますが、電池をはずして接点部を拭いてあげたほうが電気の流れはよりよくなります。

あくまでも復活するのはほんの少しです。入れ替えるときには、リモコンや時計など比較的電圧が低く使用できるものに入れ替えるともちが良いと思います。 応急処置なので、この間に新しい電池を買いに行きましょう。

 

乾電池の残量をチェックしよう

この電池いつから使っていたんだろう?あと、どのくらいで使えなくなってしまうんだろう?電池の取替え時期ってわかりずらいし、無くなる前に取り換えるのはもったいないですよね。簡単に、残量チェックができる方法をご紹介します。

リモコンと携帯のカメラでチェック

チェックしたい電池をリモコンにセットします。携帯電話をカメラモードにして、カメラのレンズに向けてリモコンのボタンを押してみて下さい。カメラの画面を見るとリモコンがピカッと光っているのが確認できると思います。

ピカッと光ったら電池が十分残っていますが、少ししか光っていなければ残量が少ないということになります。これは肉眼では見えない赤外線が携帯のカメラで見えるのです。

リモコンは、乾電池を複数使うのでこの方法では、だいたいの残量しかわかりませんが、取り換え時期の目安にはできますよね。

乾電池の重さでチェック

乾電池を平らな方(マイナス面)を下にして、5㎝ほどの高さの位置から、テーブルや床の表面に垂直に落としてみてください。残量のない電池は、濁った音をたてリバウンドして転がってしまいますが、切れていない電池は転がらずにどしっと立ちます。

アルカリ乾電池は使用していくとマイナスの面が少しふくらむという特性があるので、残量のないものは立たないんですね。また 残量が充分にあると、重たいので倒れにくいという理由もあります。

単1形・単2形・単3形・単4形、9V形のアルカリ乾電池に対して有効のようなので、この方法で引き出しの中に眠る使用途中の乾電池を、整理してみてはいかかですか。

電池チェッカーを使ってみよう

電池チェッカーは、電池にあてるだけで簡単に電池残量や自然放電の有無を確認できます。電池に十分なパワーがあるかを確認することができ、電池交換するときにも役立ちます。

機器が急に動かなくなったときでも、電池切れか機器の故障かを調べることができます。新品の電池や、残量が残っている電池を捨ててしまうなんて言うことも防げます。

数百円から1000円前後で買うことができますが、じつは100円ショップにも売っています。使い終わったといってすぐに捨ててしまわず、とりあえず残量をチェックしてみると良いですよ。

 

乾電池の上手な保存法

「乾電池は冷蔵庫で冷やして保管すると長持ちするよ」そんな話を聞いたことがありませんか?

これは、乾電池が冷えたままだと、化学反応が抑制されるので、こういう話が出てきたのだと思いますが、錆びたり液漏れする原因になったりするのでやらないでくださいね。安全な乾電池の保存法をご紹介します。

使っていない乾電池の保存法とは

乾電池を使わないときには、涼しく、なるべく乾燥しているところ。また、換気ができて、直射日光の当たらない場所で保存しましょう。電池の放電は通常年間約5%ですが、高温の状態だとさらに放電が進みます。

低めの温度で保存すると、化学反応が抑制されて、自然放電が少なくなり乾電池が長持ちします。保存していた乾電池を使うときには、冷えたままだと化学反応が抑制されたままなので、少し温めてから使うようにするといいと思います。

乾電池は10~25℃が、一番性能を発揮できるそうです。しかし、冷蔵庫に入れるのはやめましょうね。冷蔵庫に入れることで結露が付き、そこから錆びたり、結露の水が電極について放電してしまうことにもなります。

乾電池の装填法とは

同じ種類を使おう

アルカリ電池とマンガン電池を、混ぜて使ってしまうと、マンガン電池の方が過放電となって、寿命が短くなったり液漏れの危険性もあるので同じ種類の乾電池を使いましょう。

乾電池が切れたら、全部交換しよう

古い乾電池と、新しい乾電池を混ぜて使うと、古い乾電池の方が過放電となって寿命が短くなったり、液漏れの可能性もあるので交換するときはなるべく全部交換しましょう。

少し残量が残っている乾電池は、1本で使えるもので使いましょう。

乾電池の向きを正しく装着しよう!

乾電池の向きをを逆に装着してしまうと、逆になった乾電池が充電されて、発熱や破裂、液漏れなどの危険があります。

3本以上の乾電池を使う場合は1本を逆に入れても動くものがありますので注意しましょう。また、ボタン型やコイン型電池の向きにも注意して、装着しましょう。

乾電池は平らな方から装填しよう

乾電池を入れるとき、接点のスプリング部(マイナス側)で乾電池に傷を付けたりすると発熱や破裂、発煙や発火の危険があります。必ずマイナス側の接点をスプリングに正しく押し当てながら入れましょう。

乾電池の端子はきれいにしよう

乾電池の端子(プラス端子・マイナス端子)の表面が汚れていると、乾電池本来の性能が発揮できなくなり、機器の作動に影響がでる場合があります。乾いた布やティッシュなどで汚れを落としてから使用しましょう。

乾電池の使用推奨期限とは

乾電池には使用推奨期限があります(乾電池に表示されています)。だいたい製造日から2~3年となっているので、購入する際は日付も注意してみましょう。

未使用の乾電池でも、期限切れの乾電池を使用すると、機器が正常に作動しない場合がありますので、使用推奨期限内の乾電池を使用しましょう。

乾電池の注意事項を確認しよう

乾電池と金属には注意しよう

バッグの中に乾電池を、ポイっとそのままで入れたりすると、鍵やヘアピン、コインなどの金属によってショートし、発熱や破裂、発煙や発火の危険がありますので、乾電池を持ち運ぶときや保管の際にも注意しましょう。

ボタン型やコイン型電池は、複数個が重なってしまうとショートする場合がありますので、注意しましょう。

使い終わったらスイッチを切ろう

機器を使い終わったら、メインスイッチを必ず切りましょう。スイッチを切っていても、電気は少しずつ流れていて、液漏れの原因にもなります。

長時間使用しない場合は、危機から電池を取り出して、保管しましょう。 (電池を取り出すと、リセットしてしまう商品もあります。(取扱説明書で確認してくださいね)

子供のそばに置かないで!

乳幼児が誤って飲み込む恐れがあります。保管の際は乳幼児の手の届かない所に保管してください。また、子供のおもちゃの電池交換は保護者の方が行いましょう。

特にボタン電池やコイン型電池は、飲み込む可能性が多いので注意です。万一、電池を飲み込んだ場合やすぐに医師に相談してください。

 

液漏れした乾電池の取り扱い方法は?

電池から漏れた液が、皮膚や衣服に付いたときはすぐに水で洗ってください。皮膚に付着したまま放置すると化学やけどを起こす場合があります。また粉が目に入った場合は失明する危険もあります。もしも目に入ったときは、すぐに水で洗い、医師に相談してください。

液漏れの処理は、目に入らないようにメガネを着用し、ビニール手袋を着用したうえで、できるだけ粉の状態で排除してください。排除できたら、水分を多く含んだ布などで繰り返し清掃しましょう。アルカリ液が機器の内部に侵入していない場合は、機器を再度使えることがあります。

 

乾電池の種類を知っておこう

電気屋さんに行くと、いろいろな種類の電池がありますよね。使う機器によって、乾電池を選んで使うと長持ちして、無駄なく使うことができます。

マンガン電池
  • 容量は少ないのですが、少し休ませると回復します。
  • 少量の電流を連続して必要な機器や、使用時間が短くて、長く休ませるような機器に向いています。
  • 多くの電流を必要とする機器に使用した場合は、アルカリ電池の1/4~1/5程度しか持ちませんので、時計やガスの点火用、ドアチャイム、懐中電灯などに向いています。
アルカリ電池
  • 多くの電流を必要とするポータブルCDプレイヤー、ヘッドホンステレオなどの機器に向いています。
  • 逆に時計などの機器に使用した場合の寿命は、マンガン電池を使った場合とほとんど変わらないため、マンガンより値段の高いアルカリを使用すると不経済ということになります。
リチウム電池
  • よく出回ってるのがコイン型の3Vタイプと単3型の1.5Vタイプ。軽くて小さいのにハイパワーなので色々使われてます。
  • 軽量小型、自己放電が少なくて、長期間使用できるので、腕時計や電卓などに使われています。

最近では離れて暮らす家族の家電製品に装着すると、使用状況がアプリに通知されて、安否を気遣うことができる電池があるそうです。 乾電池も進化しているんですね!

 

乾電池の廃棄方法とは

乾電池は、それぞれの電池の端子部分にテープを貼って絶縁して捨てましょう。特にコイン形リチウム一次電池は、ほぼ全面が金属なので、他の金属や電池と触れるとショートしやすく、発熱・発火・破裂などの事故を起こす恐れがあります。

全面をセロハンテープで、くるりと一周巻いて捨てましょう。市町村によってごみの捨て方が異なりますので、お住いの自治体の指示に従って捨ててください。

 

まとめ

  • 乾電池が切れてしまったら、3分間手で握って温めるだけで復活
  • 接点部分を拭いてあげると、さらに効果的
  • 乾電池の残量は、5㎝上から落としてチェック!切れていない電池は、どしっと立つ
  • 乾電池は、涼しく、乾燥していて、直射日光の当たらないところに保管
  • 切れたら、同じ種類で全部を取り換えると、長持ち!
  • 乾電池は、テープを貼って絶縁してから廃棄

乾電池は正しい方法で、安全に保存し長持ちさせましょう。先日の台風でも、乾電池売り切れたお店があったそうです。災害に備えて、買い置きをしておくと安心ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です