タオルの洗濯を服と分けるのはアリ?ナシ?皆の声と効果的な洗い方

あなたは洗濯をする時、どのように分別していますか?

  • 色物と白物は分ける。
  • 下着や靴下はシャツ類と別で洗う。
  • お父さんの下着とは別で洗ってほしいという思春期の娘さんなど。笑

各家庭ごとにちょっとした違いはあるかと思います。

私は基本らくをしたいので色以外は基本分けません。

そんな私が驚愕したのは「タオルを分けて洗う」という洗濯方法です。

「かなり汚れた服や下着を分けて洗うなら分かるのだがなぜタオルを!?」というのが最初の印象でした。

様々なサイトを見ると意外にも分けて洗う人と一緒に洗う人が五分五分で意見が分かれていました。

では実際タオルは他の衣類と別で洗ったほうがいいのでしょうか?

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分ける派の意見と分けない派の意見

まず、それぞれの人はどういった意見があるのでしょうか?

分ける派

「汚れとかじゃなくて、毛羽立ちとかが気になるから一緒には洗いたくない。」

「素材ごとに分けて洗う。」

「モケモケが服につくのが嫌だから。あと、タオルは洗濯乾燥にするので」

引用:ママスタBBS

「タオルの繊維が洋服に着くので、別々に洗った方がいいと思います。」

引用:ママスタBBS

分けない派

「服や下着類は全部網目の細かいネットに全部入れて洗うから、タオルの埃が付かないようにしています。」

「別けて洗うと2.3時間かかる。洗濯にそんなに時間使ってられない。なんでも一緒。」

「お気に入りの服とかお高めの私服だけは分けるけど普段は同じ。
マット、旦那の仕事着、私服やバスタオルって感じで分けてるけどプライベートの洗い物はまとめてポイ。」

引用:ママスタBBS

タオルを分ける人はタオルの繊維がほかの服につくのがいやという理由や気持ち的な理由もあるようですね。

私の個人的な意見はやはりかかる時間や水代も考えるとネットに入れるなどの工夫をしてなるべく一緒に洗いたいところです。

ただやはり繊維がとれやすいタオルもあるのでそのタオルの質によって決めているときはあります。

すごく安い緑色のたおるを買って洗ったら他の服が緑色になってしまったことがありました。

だからあまり安すぎるタオルは買わずにそこそこ良いタオルで一緒に洗うといったところでしょうか。

タオルは他の衣類と一緒に洗濯しても大丈夫なのか?

タオルは他の衣類と洗濯することは何も問題はありません。

なぜなら洗剤の中には「界面活性剤」という成分が含まれているからです。

この界面活性剤は落ちた汚れが他の洗濯物に付着するのを防いでくれる役割があります。

しかし、タオルは素材や条件によっては分けて洗ったほうがいい場合があります。

タオルを分けて洗ったほうがいいケース

ではタオルを分けて洗ったほうがいいのはどのような時なのでしょうか?

かなり汚れたタオルを洗濯するとき

これは他の衣類にも同じことが言えますが泥だらけのタオルなどかなり汚れた洗濯物をほかの衣類と洗うのは禁物です。

「界面活性剤」もかなり汚れたものだと効果が出ないときがあるのであまりにも汚れているときは一度手洗いしてから洗うのが良いでしょう。

新しいタオルを初めて洗濯するとき

上記の分けて洗う派にもありますが新しいタオルはよく毛羽立ちします。

他の衣類と一緒に洗ってしまうとタオルから出た繊維やほこりが他の衣類につきやすくなるので

初めて新しいタオルを洗濯する場合は分けて洗うことをおすすめします。

タオル洗濯のコツ

せっかく買った新しいタオル。どうせなら買った時と変わらずにフワフワとさせたいですよね!

タオルを効率よく洗濯し、長持ちさせるにはどうしたらいいのでしょうか?

1 最低でも2-3日おきに洗うこと

「きれいに洗った体をふいた後なのだからそんなに汚れていないでしょう」

私はかつてそう思っていました。

しかし、実はあなたが思っている以上にタオルには雑菌が繁殖しているのです。

ちゃんと洗顔や洗髪をし、体を洗ったつもりでも、お風呂で出た汗や落としきれなかった皮脂のよごれなどが残っているのです。

それがタオルに移っている可能性があります。

そんなタオルは細菌にとってかっこうのエサ場になっています。

実は洗い立てのタオルにも雑菌は約19万個残っており、1回使用後には1,700万個、3回使用後には8,700万個になるといわれています。

1週間使用後には1億個以上繁殖します。それは一般家庭の排水口と同じくらいの雑菌の数なのです。

排水口を使って体を拭く…考えるだけでもゾッとします。毎日洗うのが理想ですが大変な場合は最低でも2-3日おきに洗いましょう。

2洗濯する前にまず乾かす

タオルを洗濯するまえに一度乾かしておくことにより、洗濯中の摩擦を防止することができます。

水分がついたまま洗ってしまうと摩擦によってガチガチになってしまう可能性があります。

3洗うものは多くいれすぎず、水は多めにいれる

他の洗濯物と一緒に洗う場合は繊維付着の防止のためネットの中にいれましょう。

洗濯機にいれる洗濯物は洗濯槽の7-8割が理想です。

洗濯槽に洗うものを詰め込みすぎると汚れが落ちにくくなります。

また、タオルの繊維が摩擦によって傷んでしまう可能性があります。

また、水分はできるだけたっぷり使用しましょう。

洗濯機の中でタオルがたっぷりの水の中で動き、汚れが落ちやすくなります。

そしてほかの衣類ともこすれにくくなるし繊維を痛める防止につながります。

もちろん節水なども必要ですがタオルをふわふわに保つにはたっぷりの水が不可欠です。

4柔軟剤は毎回使わない

タオルをフワフワに仕上げるには柔軟剤が不可欠!と考える方もいるのではないでしょうか?

しかし柔軟剤は表面をふわふわにコーティングするものであり、タオルの繊維自体を柔らかくするわけではありません。

毎回使用することでタオルが吸水しづらくなり、繊維が抜ける原因にもなります。

使用頻度は3~5回に1回にしましょう

「しかし、柔軟剤を使用しないとタオルが柔らかくなくなるのでは。」

そういう加減が難しいところですが、無理に毎回柔軟剤を入れるのは控えましょう。

5直射日光よりも陰干しくらいがちょうどいい

タオルを干す前にバサバサと振りほどきましょう。

上下に10回ほどバサバサと振ります。そうすれば洗濯によってぺったんこになった繊維が立ち、乾いた後よりフワフワになりやすいです。

また、タオルを直射日光に長時間あててしまうと乾燥して柔らかさが失われてしまうため陰干しがおすすめです。

直射日光でも紫外線の殺菌効果はあります。その場合は乾いた後ですぐに取り込みましょう。

6仕舞い方のコツ

タオルをふわふわにキープするためのしまい方も重要です。おすすめのしまい方はくるくる丸めて収納することです。

四角にたたんで収納することも多いと思いますがそれではせっかく立ったタオルの繊維がまたつぶれてしまいます。

どれも面倒で避けがちですがこうしたちょっと一工夫で洗い立てのタオルに大きな差がでます。

嫌な臭いをとる酸素系漂白剤の使い方

それはまだタオルに洗い切れていない菌が残っているからです。タオルは、どれだけきちんと洗ってもなぜか嫌なにおいがとれないときがあります。

そんなときは「酸素系漂白剤」をいれてみましょう。

酸素系漂白剤は水に溶けると活性酸素を出し、その酸化力で臭いの元の菌を消毒してくれます。

洗ったのに気になる臭いが残ったら嫌ですよね。

タオルの消臭は液体よりも「粉末タイプの酸素系漂白剤」がおすすめです。

 

液体タイプは除菌効果がすこし弱いため臭いの落ちがいまいちです。

1 40-50度のお湯を用意

このくらいの温度のお湯を使うと酸素系漂白剤の殺菌効果が最も高まります。

お風呂よりもすこし熱めの温度ですね。

このお湯と酸素系漂白剤を混ぜましょう。

たとえばワイドハイターの粉末タイプならお湯1リットルに対して漂白剤は5グラムです。

2 タオルを1-2時間つけおき、十分にすすいで干す

お湯が熱いうちにタオルをつけおきましょう。

すすぐときはほかの洗濯物と一緒にすすいでも大丈夫です。

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まとめ

  • タオルは基本的に分けずに洗濯してOKだが分けたほうがいい場合があります。
  • 必ず2-3日おきに洗い、洗う前や干し方、しまい方も工夫すれば長持ちするふわふわタオルになります。
  • 臭いとりは酸素系漂白剤がおすすめです。

洗濯のやり方は本当に各家庭や人それぞれです。

無理をしない程度に自分に合った頻度や丁寧さで家事を楽しみ、心地の良いやり方を見つけていくのが一番だと思います。

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