寝る前にヨーグルトを食べると嬉しい効果!?噂を検証してみました!!

ヨーグルト

あなたはヨーグルトはお好きでしょうか。私は大好きです。特にヨーグルトについている砂糖やらはちみつやらが好きです。

ヨーグルトは乳酸菌が入っているから整腸作用があって体に良い、というのはパッケージを見ても、CMなどを見てもわかります。しかし、ヨーグルトには他にも嬉しい効果がたくさんあります。

そして、最近話題になっているのが寝る前ヨーグルトです。なぜ寝る前にヨーグルトを摂ることが話題になっているかご存じでしょうか。

今回は、ヨーグルトをとるタイミングでどのように効果が違うのかも含めて、寝る前ヨーグルトの効果を徹底検証していきます。

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寝る前ヨーグルトの効果とは!?

ヨーグルトにはお馴染みの乳酸菌による整腸作用や、免疫アップの他に様々な効果があります。しかし、これらの作用は特に寝る前に限ったことではありません。

いつヨーグルトを食べてもこれらの効果はあります。では、夜寝る前にヨーグルトを食べることで得られる効果とはどんなものがあるのでしょうか。

  • 整腸作用
  • 美肌効果
  • デトックス効果
  • 睡眠の質が上がる
  • 成長ホルモンが増える
  • 新陳代謝が上がる
  • 口腔内細菌が減る

このような効果があると言われています。では、なぜそのような効果が起きるのか詳しく解説していきます。

ご自身の体の悩み、不調に関連付けて読んでいただくと分かりやすいと思いますし、プラセボ効果も相まって、より効果が得られるかもしれません。

整腸作用

これって整腸作用だから特に夜だからってわけじゃないじゃん、と思った方もいるかもしれません。しかし、寝る前にヨーグルトを食べることでより効果的に整腸作用を得ることが出来るのです。

人間の体は、興奮しているときは交感神経が優位に働き、落ち着いているときは副交感神経が優位に働きます。この2つの神経がバランスよく働くことで人間の体のバランスが保たれるのです。

ヨーグルトには、二つのうち副交感神経の働きをアップさせる作用があります。そして、副交感神経の働きにより消化活動がアップ=腸の活動がアップし、善玉菌も増えます。

善玉菌にはビタミン生成の働きもあるので、美肌効果があります。更に、腸が活発に活動することで老廃物や有害物質が体外へ排出されるのでデトックス効果にもなります。

また、夜には交感神経の働きが抑えられることにより、胃酸の分泌が減ります。

実は胃酸によって乳酸菌が死滅してしまうので、胃酸分泌が減少している夜にヨーグルトを食べる方がより整腸作用の効果を得ることが出来るのです。

安眠作用

ヨーグルトを食べると、睡眠に関与するメラトニンとセロトニンという物質の分泌が促進されます。これは、ヨーグルトに含まれるトリプトファンというアミノ酸の作用によるものです。

トリプトファンはメラトニンやセロトニンの前駆体(生成する前の段階の物質のこと)なので、ヨーグルトを食べることで睡眠に効果のあるメラトニンとセロトニンが増え、結果的に安眠作用になるのです。

そして、安眠作用によりたくさん眠ることが出来ますので、成長ホルモンが活性化し、新陳代謝が上がります。これにより、健康や美容に良い効果が出ることになります。

もともとヨーグルトにはビタミンC、B、Eが含まれているため美肌には効果がありますが、寝る前に食べることでより効果を得ることが出来ます。

また、子供の成長の手助けにもなるので、親子で夜ヨーグルトを実践してみるのもいいかもしれません。

口腔内細菌の減少

ヨーグルトに含まれる乳酸菌には口腔内細菌を減少させる作用があります。ちなみにお口の中の細菌はどのくらいいるかご存じでしょうか。実は歯垢1g中10×11乗個の細菌がいると言われています。

これはトイレの便器、トイレ掃除のブラシよりも多い細菌数です。たった1gの歯垢で便器を上回るわけです。

寝ている間は、歯磨き・うがいはもちろん食事もできませんので、細菌がどんどん増え、寝ている間に1日の中で一番細菌数が多くなります。

このことから、寝る前と起きた時の歯磨きは重要とされているのです。そこでヨーグルトです。夜寝る前に食べることで、口腔内細菌を減らすことが出来るので、口臭や虫歯予防になります。

ただし、食べた後には歯磨き・うがいは必ずしましょう。

寝る前ヨーグルトの効果的な食べ方

寝る前のヨーグルトにはたくさんのメリットがあるのはお分かりいただけたと思いますが、より効果を引き出すために、効果的な摂り方を解説します。

寝る1~2時間前に食べる

寝る時間より早すぎても、寝る直前でもヨーグルトの良い効果を得ることはできますが、寝る頃に乳酸菌が腸に届く方が理想的です。

なので、より効果を実感したいのであれば就寝時間の1~2時間前がタイミング的に良いですし、腸は22:00~2:00に活発に働くといわれているので、そこに合わせられるとベストです。

食べる量は100~200g

食べ過ぎると胃に負担をかけますので、小腹を満たす程度の量を摂るようにしましょう。健康のためにも食べ過ぎず、おいしく摂るのが一番です。

40℃くらいに温めて食べる

乳酸菌は熱に弱いから温めたら効果が下がるのでは、と思った方もいるかもしれません。しかし、冷たいまま食べると胃腸に負担をかけてしまいます。

そこで、体温に近い40℃に温めてヨーグルトを摂るのがおすすめです。胃腸に負担をかけませんし、乳酸菌も死滅せずに腸まで届きます。

他のものと一緒に食べて効果をアップ!

ヨーグルトの様々な効果は含まれている成分によるものですが、その成分と似たような働きがあったり、手助けする成分であったり、組み合わせ次第で効果がアップするものもあります。

バナナやはちみつは整腸作用があるので、ヨーグルトの効果がアップします。ほかにもいろいろな食べ合わせがありますので、後でご紹介します。

たまにヨーグルトを変えてみる

薬を飲み続けると耐性ができるというお話はよく耳にすると思いますが、ヨーグルトもずっと同じ種類を食べ続けると効果が減ってしまうことがあるようです。

一定期間食べ続けないと効果を実感できないのですが、1か月以上同じヨーグルトを摂り続けると耐性が出来てしまう、善玉菌が慣れてさぼりがちになるというのです。

ですので、1か月間一つの種類のヨーグルトを食べ続けたら、違う種類の菌が含まれているものを選んで食べてみるといいと思います。

食後に摂る

寝る前のヨーグルトのお話しなので、基本的には晩御飯の後になるかとは思いますが、晩御飯が遅くて就寝時間の直前に食べるという方もいるかもしれません。

その場合、晩御飯と一緒にヨーグルトを食べる人もいるかと思いますが、空腹時は胃の酸性が強くなっています。

Caの吸収にはその方がいいのですが、乳酸菌を生きて腸まで届けたいのであれば空腹時は避けたほうがいいです。

ただ、食前にヨーグルトを摂ると、血糖値の上昇を抑えたり、胃粘膜の保護や消化促進の効果もありますので、必ずしも食後ではないといけないというわけではありません。

効果がアップ!ヨーグルトと相性がいいもの

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前述しましたが、ヨーグルトと一緒に摂ると効果がアップするものがあります。どんなものを一緒に食べたら、どんな効果があるかを解説します。

オリゴ糖 善玉菌の餌になるため、整腸作用がアップする。
バナナ 食物繊維が豊富であり、オリゴ糖が含まれているため整腸作用がアップする。

糖質を分解する働きがある。

リンゴ 食物繊維が豊富で、オリゴ糖が含まれているため整腸作用がアップする。

ビタミンCは善玉菌の餌になるほか、美肌にも効果的。

はちみつ ビフィズス菌や乳酸菌、善玉菌を増やし、腸を活性化するため整腸作用がアップ。

抗菌作用があるため、のどに炎症が起きたときなど効果あり。

シナモン、しょうが スパイス系のものは体を温める効果があり、安眠効果がアップする。
ココア ポリフェノールが含まれ、抗酸化作用があるため、美肌効果アップ。

他にも一緒に食べると効果があるものがたくさんあります。どんな効果が欲しいのかで色々試してみるのも面白いかもしれません。

ただし、果物やオリゴ糖など糖質が含まれるものは肥満の原因になってしまうので、せっかくのダイエット効果が無意味になってしまうので、食べ過ぎには注意しましょう。

寝る前ヨーグルトの注意点

寝る前に摂ることで、ダイエット効果や美肌効果などの嬉しい効果がアップするヨーグルトですが、実は注意点もあります。

  • 食べ過ぎ
  • 糖質摂りすぎ
  • 身体と菌の相性が悪い

以上のことを気をつけておかないと、せっかくの良い効果が逆効果になってしまいますので、注意しましょう。

食べ過ぎ

もともと牛乳を発酵したヨーグルトは乳酸菌が繁殖のために乳酸を分解し、必要なエネルギーを得るものですので、その分カロリーが下がります。

さらに、発酵することで栄養が凝縮されているのですが、いくら低カロリー高栄養でも食べ過ぎれば高カロリーになってしまいます。

太りたいなら別ですが、せっかくダイエット効果があるのですから、前述したように100~200gの範囲で摂ることを心掛けるといいと思います。

糖質摂りすぎ

プレーンヨーグルトであれば糖質は特に気にする必要はないですが、効果的に摂ろうと思って果物やオリゴ糖などをたくさん入れてしまえば本末転倒です。

お菓子と違って果物は体に良いからたくさん食べてもいいと思っている方もいると思います。しかし、糖質は糖質です。食べ過ぎれば生活習慣病になります。

ヨーグルトに添えたり、少し上にのせたり程度にし、ヨーグルトが隠れて見えなくなる程モリモリにしないように注意しましょう。

身体と菌の相性が悪い

実はヨーグルトに含まれる菌と体の相性が悪いことがあります。アレルギーで食べられない人がいるように、食べ物に含まれる成分と身体が合わないことはあるようです。

何度か食べたら調子が良くないなど何か異変があればすぐに食べるのをやめる、違う種類のヨーグルトに変更するなど対処しましょう。

寝る前ヨーグルトをやってみた感想

私も実は寝る前ヨーグルトを実践しています。きっかけは妊娠中の便秘です。1週間便秘が続き、最終的に腹痛でトイレに篭るの繰り返しでした。

妊娠中で薬を飲むわけにもいきませんでした。そこでオリゴ糖に出会い、さらにはヨーグルトに混ぜると効果がアップすると知りました。

朝ごはんや夜寝る前にホットミルクならぬホットヨーグルトにオリゴ糖をかけて食べていました。妊娠中の便秘の解消は難しかったですが、便秘は3日間と改善しました。

妊娠中に風邪をひいた時は、オリゴ糖を蜂蜜に変えていました。喉が痛いときにホットヨーグルトが喉に届くと気持ちいいんです。出産を機に便秘は解消されました。

しかし、寝る前の冷えで安眠できないという悩みがあったので、寝る前にシナモンをかけてヨーグルトを食べてみたところ、靴下なしで睡眠をとることが出来るようになりました。

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まとめ

  • ヨーグルトは夜食べるとより効果が得られる
  • 整腸作用がアップし、便秘や下痢の解消・美肌効果・デトックス効果が得られる
  • 安眠効果により、健康・美肌・子供の成長の効果が得られる
  • 口腔内細菌の減少により、虫歯や口臭予防になる
  • 時間は晩御飯の後、寝る1~2時間前(22:00~2:00の間)
  • 食べる量は100~200gにする
  • 40℃くらいに温めて食べる
  • リンゴやバナナなど、他のものと混ぜて効果アップ
  • ヨーグルトも一緒に食べるものも、食べ過ぎると逆効果
  • 慣れてしまうので、たまにヨーグルトを変える
  • 身体に合わず異常があれば、ヨーグルトを変える

ヨーグルトには良い効果が多いなと改めて実感しましたが、寝る前に摂ることで効果がさらにアップするなんて、ヨーグルトは本当に素晴らしい食べ物です。

悩みによって食べ方を変えてみたり、おいしく食べたいから好きなものを混ぜてみたり、工夫次第で楽しみながらおいしく健康アップができそうです。

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