あなたは黒酢についてどのくらいご存じですか?
パッと思いつくイメージとしては「体に良い」「ダイエット効果がある」などの健康に良いイメージですよね。
良いイメージなのはわかっているのですが、正直私のイメージは「カラダには良いけど、独特な味がして飲みにくそう・・・」と思っていました。
なかなか黒酢にポイントを絞って、詳しく知識を得られるタイミングってありませんよね。
カラダに良いとは言っても具体的にどんな効果があるのか、飲み方はどうすれば効果を得やすいのかなど、しっかりお調べしましたので、是非最後まで読んでみてくださいね。
黒酢の効果
まずは黒酢の効果について詳しくお話ししていきます。
冷え性予防
黒酢にはアミノ酸やクエン酸が含まれています。
これらを「有機酸」というのですが、有機酸には血液の循環を改善する作用があると言われています。
そして漢方医学では黒色の食べ物はカラダを温めると言われていて、黒酢もその黒い食べ物に分類されるわけです。
なので手先や足先などの末端部分が冷えやすい方にピッタリですよ。
疲労感を抑えて美肌効果!
激しい運動をしたあとの疲労感を回復させるためには、糖質をとってグリコーゲンの補充が必要です。
グリコーゲンとは簡単に言うとエネルギー源としてカラダに蓄えられている糖質です。
そのエネルギー源を使う時に、黒酢に含まれる「酢酸」が多く含まれる黒酢をとると、回復が早くなると言われています。
そしてもう一つ嬉しい成分が黒酢にはたっぷり含まれています。
それは「アミノ酸」です。
アミノ酸はシミの原因であるメラニンの色素沈着を防いだり、抗酸化作用や保湿作用も期待でき、美容に役立つ様々な面で美肌作りのサポートをしてくれます。
ただし疲労感を抑えるという説に関しては、理論上の話であって実際人で検証された説ではありません。あくまでサポートとして取り入れるようにしてください。
ダイエット効果
黒酢をはじめとした食酢には、ダイエット効果が!
なぜ飲むだけで痩せることが期待できるのかというと、酢の中に含まれる「酢酸」という成分が作用すると言われています。
内臓脂肪や皮下脂肪が減る作用が期待されており、継続的に酢を飲むことでダイエット効果が期待できるのです。
ですが痩せたいからといって黒酢ばかりとって、他の食事は極端に減らすようなダイエットは厳禁です。
一時的に体重は減るかも知れませんが、最終的には不健康になるばかりで、黒酢のせっかくの成分を吸収できません。
バランスのとれた食事を意識し、適度な運動を取り入れながら黒酢ダイエットも取り入れて、健康的にダイエットしていきましょう。
3週間で-2キロ!
少しだけ私の実体験をお話させていただきたいのですが、一昨年の夏頃に健康を意識して黒酢を飲み始めました。
コンビニやスーパーで売っている飲みきりパックの黒酢ドリンクです。少し酸味が強く感じましたが、一週間もしないうちに慣れて美味しいとさえ感じるようになりました。
私は元々胃が弱いので空腹時は避けて、昼食中から食後にかけて飲みました。
その生活が3週間ほど続いたころ、なんだかお腹周りがスッキリした気がして、体重計に乗ってみたらなんと-2キロでした!
元々ダイエット目的ではなかったのですが、とっても嬉しかったのを覚えています。それからも半年ほど黒酢を続けていました。
そこから体重の増減はありませんでしたが、2キロ減ったままなのでラッキーだと思っています。
もしそこで運動などもきちんと取り入れていればもっと体重減が期待できたかも??といった感想です。
正直なところ、私の頑固な冷え性に関しては変化はあまり感じませんでした・・・。
ですが2ヶ月を超えたあたりから肌荒れしにくくなり美肌効果はありました!
黒酢の効果を得られる飲み方

毎日黒酢を飲むことにしたとして、いつ飲むのか。食前や食後、就寝前など思いつく色々なタイミングがありますよね。
どこで飲むのが1番効果的なのかお話ししていきますね。
オススメのタイミングは食事中から食後にかけて
基本的にいつでも飲んでも良いのですが、せっかく飲むなら最大限に効果を発揮してもらいたいですよね。
そのタイミングが朝と昼の食事中から食後にかけてが最適と言えます。
理由としては、食事をしていると消化状態が良くなっているので、黒酢の成分を吸収しやすくなっているからです。
またもうひとつオススメのタイミングとして、代謝が上がっている運動後や入浴後もオススメですよ♪
就寝前や食前の空腹時は避けて!
習慣的に飲んでいくには、取り入れやすそうなタイミングであるこの二つ。
ここはなるべく避けてください。なぜなら、黒酢には食欲増進効果があるためです。
ダイエット中の方にとっては食欲増進は避けたい所ですよね。
そして、空腹時に関してはもう一つ気をつけて頂きたいのですが、黒酢の酸は胃に負担となりやすいので胃が空っぽの時は必ず避けましょう。
また就寝前に飲むのは、酸蝕歯(さんしょくし)にも気をつけなければいけません。
酸蝕歯とは、酸性が強いものを食べたり飲んだりすると、酸によって歯が溶け出してしまう症状です。
黒酢を飲んだ後は水で口をゆすぐなどして予防しましょう。
黒酢の適量は?

ここまで黒酢を飲むタイミングについて詳しくお話ししてきました。
ですが、いくらカラダに良いからといってもむやみやたらに多量摂取すれば良いわけではありませんよね。
一日あたりの摂取目安は、黒酢原液を大さじ1~大さじ2程度の量になります。
思ったより少ないと思いませんでしたか?
ですが黒酢は原液のままで飲むことは避けてください。
酸蝕歯の所で出た酸のお話になりますが、黒酢は強い酸性ですのでそのまま飲むと胃や喉の粘膜が荒れてしまいます。
できれば“5倍以上”に希釈して飲むことをおすすめします。
ヘルシーにいきたい時は水割りお湯割りにしたり、運動後には糖質補給も兼ねてハチミツを少量入れても健康的ですよね。
水やお湯だと飲みにくい場合には、牛乳で割るとマイルドになりますよ。
まとめ
今回黒酢について詳しくお話ししてきました。
黒酢に期待できる代表的な効果としては、
- ダイエット効果
- 冷え性予防
- 疲労感を抑えて美肌効果
とご紹介しました。
他にも“便秘対策”などの効果も期待できるそうです♪
黒酢の効果を得られる飲み方としては、
- 食事中から食後にかけて
- 運動や入浴後の代謝があがっている時間帯
とご紹介しました。
ただ注意点として、酸蝕歯になる可能性があるとご紹介しました。
その予防には「水でしっかり口をゆすいでから、歯磨きをする」というのは必ず徹底してもらいたいと思います。
また黒酢の適量は、一日あたり大さじ1~大さじ2程度で、5倍ほどに希釈してから飲むとお伝えしました。
今回の記事で、黒酢についてしっかりお伝えできたかなと思います。
これをきっかけにあなたも黒酢を生活に取り入れ、一緒に健康になりましょう!
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