妊婦が満員電車に乗らねばならない辛さ!乗り越える対策を紹介!

思い返せば約7年前にもなります。上の娘がお腹の中にいると分かった時、私は電車通勤をしてフルタイムで働いていました。

妊婦の身体は不思議で、お腹に赤ちゃんが宿っていると分かった瞬間から、つわりが始まるんですよね。あれは不思議でした。

私は幸い、吐きまくるようなつわりではなかったし、貧血気味にもなる身体ではなかったのですが、それでも朝の通勤電車に乗ることを考えると、毎日憂鬱でした。

そして少しずつお腹が目立つようになってくると今度は周りの目が気になる…と、働く妊婦は本当に苦労が絶えませんよね。喜ばしいことのはずなのに。

少し前の話にはなりますが、私が気を付けていたことを中心に、妊婦さんが満員電車に乗るときの対策を紹介したいと思います。

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簡単にできる対策

妊娠初期、一番妊婦を悩ませるのが「つわり」です。つわりは妊娠6週目くらいから始まり、妊娠12週目くらいでおさまると言われていますが、個人差はもちろんあります。

そんな妊娠初期から後期に向けての対策を、いくつか紹介したいと思います。

マスクを着用する

不特定多数の人間と接触する電車は、菌やウイルスの宝庫です。感染症にかからないためにも必ずマスクを着用してください。

特に妊娠期は母体の免疫力がかなり落ちていますし、疲れやすくなっています。風邪もひきやすい上、普段はかからないような病気にもかかる可能性が大きいです。(私がそうでした)

すべての菌やウイルスを防げるわけではありませんが、しないよりも絶対に良いでしょう。

また、満員電車になるとさまざまな匂いが充満しています。整髪料の匂いやきつい柔軟剤の匂いなど、本当にさまざまです。

つわり時期は匂いにも敏感になりますので、マスクをして少しでも不快感を和らげるようにしましょう。

また、妊娠中期、後期になり体調が安定してきたとしても、そのときの季節や流行っている感染症には気を配り、マスクの常備は欠かさないようにすると良いと思います。

自分に合ったアメやガムを常備しておく

通勤時の電車でいちばん怖かったのは、「つわりのせいで吐くかもしれない」ということでした。吐き気を和らげるために、私の場合、常にガムを噛んでいました。

というのも、あくまで私の場合ですが、つわりを「ゲップをすること」でかなり緩和できたからです。

ガムを噛んでいると胃に空気が入っていくのか、ゲップが出やすくなりました。それで隙あらば、ゲップをして何とかつわりの波をしのいでいました。

これも身体に合うものに個人差がありますので、いろいろと試してみるのがおすすめです。

ミント系のガムはマスクを着けたまま噛んでいると、吐く息もミントの匂いになったので、不快な電車の中の匂いを嗅ぐことに比べれば、かなりマシでした。

女性専用車両をうまく利用する

市内へと通勤していたので、ありがたいことに通勤時間帯には必ず女性専用車両がありました。もしも利用している電車に女性専用車両がある場合は、利用することを強くおすすめします。

メリットは、混合車両よりも幾分か空いているということです。妙な圧が少なくなります。

それに、万が一「気分が悪くなってしゃがみたい」というときも、女性ばかりなのでしゃがみやすいと思います。女性ばかりという空間は、気持ちの持ちようも変わります。

そして妊娠中期、後期になってくるとお腹が大きくなりだします。後期ともなると、満員電車のぎゅうぎゅう詰めの中ではお腹を押されたり、つぶされかかったりと、赤ちゃんを守ることが難しくなります。

そのときも、ぜひ、女性専用車両を利用してください。座れなくても空間に余裕があるだけでほっとします。

空いている車両が来るまでホームで待機

普段の通勤電車が込み合っているという場合は、空いている車両が来るまでホームで待機しました。

東京でいう山手線にあたる環状列車に乗らなければいけなかったのですが、3~4分に1本の割合で朝は電車が到着します。

何本か待っていれば空いている車両に運よく乗れる時もありました。また、待っていると自然と自分が一番前で待つことになるので、一番に車両に乗り込め、良い立ち位置をキープできたり、運良ければどこか席に座ることができたりもしました。

ただこうするためには、時間に余裕をもって家を出る必要はあります。何本か電車を見送っても定時出社できるような余裕が必要です。

ドア付近から離れる

これは妊娠初期~後期にかけて言えることですが、満員電車でドア付近にいると、身体が押しつぶされます。危険なので、できるかぎり奥の方で立つのが良いかと思います。

あまり奥にいるといざ降りるときに心配ですが、ドア付近よりは幾分かマシです。

骨盤ベルトをうまく活用する

つわりが終わり、安定期が来る頃に少しずつお腹が大きくなってきます。前へとせり出してくるので、次に妊婦を襲うのが腰痛です。

朝の通勤時、満員電車だと座ることは不可能に近いため、腰が痛くて立っているのも苦痛になってきます。

そこで、骨盤ベルトやさらしをうまく活用するとだいぶ腰が楽になります。安産祈願のときにさらしをもらいますよね。それを使うと良いと思います。

また、骨盤ベルトは産後だけではなく、産前からも利用できます。使い方が不安な方は助産師さんや整骨院の先生に聞くと良いですよ。

職場に協力してもらう対策

対策をしたものの、どうしようもなくつわりがひどいとか、調子が悪いとか、妊婦さんの身体の変化は毎日違います。

そんななか無理をして満員電車に乗って仕事に行こうものなら、何が起こるか分かりません。余計に職場の人々に迷惑をかけてしまうことも。

つらくてどうにもならないと思った時は、自分自身だけで解決しようと思わないことです。

思い切って半休・有給休暇を使う

私は特にこれをしていました。朝、すべて身支度を整えて「さあ行くぞ」というときに、トイレに駆け込んで嘔吐。全身から力が抜けて立てなくなりました。

一気に行く気が失せて、休みました。この状態で電車に載ったらどうなるかということを予想すると、怖かったからです。

それに「自分の身を守ることは赤ちゃんを守ることにつながる」ということを、妊婦さんは忘れないでほしいと思います。

もし、「そんなことで仕事を休むな」と言われるような会社であれば、きっと子どもが生まれてからもひどい対応をされ、悩む結果になることが目に見えています。

赤ちゃんを産むのは命がけです。率先して休めとは言いませんが、身体に無理をさせるくらいなら、休む方が絶対に良いのです。

職場と相談して通勤時間を変更する

法律で、「事業主は妊娠中の女性労働者に対してさまざまな配慮をしなければならない」ということが決められています。

その中に「通勤時間の変更や通勤に関する負担の軽減」という項目があります。上司に妊娠の報告をする際、これからの通勤についても必ず相談しておいてくださいね。

また、通勤時間を変更できるのであれば、医師や助産師に「母子健康管理指導事項連絡カード」を記入してもらうと良いかと思います。

これを職場に提出することで、通勤に関して何らかの処置をしてくれると思います。

妊婦さんに気を付けてほしいこと

さまざまな対策をしながらでも、経験上、さらに注意してほしいことがあります。

音楽を聴きながらの通勤は気を付けて

世知辛い世の中だなと思いますが(日本が特にそうかもしれませんが)、妊婦さんに悪意を持って接してくる人々がいます。

私も一度、怖い経験をしたことがあります。その日は半休の日だったので、昼間帰宅時に空いている電車で席に座れ、ほっとしてイヤホンで音楽を聴いていました。

すると、見知らぬおじさんに窓を思いっきり叩かれ、何事か汚い言葉でののしられました。

すごい剣幕だったので他の乗客の方もビックリされていましたし、もちろん私も硬直しました。

多分、酔っぱらっていたか少しおかしな人だったんだろうと思いますが、その時は恐怖でした。かなりお腹も大きくなっていましたし、妊婦だから何もできないと思われたんでしょうかね。

イヤホンで音楽を聴いていると外界から音が消えて自分の世界に浸れるのですが、電車はいろんな人がいるので、どんな人が近くにいるのかの気配にうとくなります。

経験上ですが、妊娠中はとっさの判断力が鈍っています。しっかりと目と耳をクリアにして通勤退勤してくださいね。

席は譲ってもらえないと思った方が良い

満員の通勤電車の中で、妊婦だからと席を譲ってもらえるのはほとんどないと思っておいた方が良いです。

それは女性専用車両の中でも同じで、同じ女性だからと言って、すべての女性が気持ちを分かってくれるわけではありません。それぞれに事情があるのだとは思いますが。

また、みんな同じように毎日疲れているんですよね。やっと取れた席を「妊婦のために譲ってあげよう」なんて神や女神のような存在に出会うのは本当にまれです。

(でも譲ってくださった方々もいて、大体若い男性、男子高校生の子たち、が圧倒的に多かったです。この国も捨てたもんじゃないなと思いました(笑))

マタニティマークは付けておいた方が良い


賛否両論ありますが、マタニティマークはやはり必要だと思います。最近はマタニティマークを付けた妊婦を狙ったいやがらせ行為や、行き過ぎた行為がよくSNSで投稿されています。

なので、マークを付けたくない妊婦の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、万が一電車で倒れるようなことがあったり、事故などが起こった場合、優先してお腹の赤ちゃんも助けてもらわなければいけません。

その時に、マタニティマークがないと、妊娠初期やお腹の目立たない妊婦さんだと見つけてもらうことができません

万が一のときのために、マタニティマークは付けておくことをおすすめします。気になる方は見えないようにうまく隠しておいてくださいね。

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まとめ

  • 妊婦さんが簡単にできる対策としては、マスクを着用、好きなアメやガムを常に持ち歩いてつわりを和らげること
  • 通勤電車の時間帯をずらしたり、わざと空いている電車が来るまでホームで待機したりすると、満員電車にあたらずに済むこともある
  • お腹が大きくなってくると腰痛に悩まされるので、さらしや骨盤ベルトがおすすめ
  • 自分で対策したけれど身体の具合が悪い場合は、思い切って有給休暇を使う。そして上司に相談して出社時間をずらしてもらう

妊娠中はどの時期であっても、満員電車での通勤はつらいですよね。安定期に入るまでもそうですが、入ってからもいろいろと問題は山積みです。

もう少し、妊婦さんが通勤したり働いたりする環境が良くなれば、子育てがしやすくなれば…と願わずにはいられません。

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