親戚一同が集まる大切な時間、毎年のお正月を皆さんはどのようにお過ごしですか?
子供たちがゲーム機で遊び、大人も携帯とにらめっこしていることが多い時代ですね。
せっかくみんなが集まった機会に年齢問わず楽しめる昔ながらの正月遊び「福笑い」で新年を大笑いで過ごしてみませんか?
ペタペタ貼れるのが楽しいマグネットの福笑いやちょっと変わった福笑いの作り方をご紹介いたします。
マグネット福笑いの作り方
<用意するもの>
- マグネットシート
- 色紙
- 色ペン
- ボンド
- ハサミ
<作り方>
- 顔のベースや各パーツを色紙に書いていきます。
- ハサミで入り紙を切っていきます。
- 色紙で出来た顔のベースや各パーツを裏返しにマグネットシートにのせ、形をふちどってペンで印をいれていきましょう。
- マグネットシートの印をいれた部分をハサミで切っていきます。
- 色紙とマグネットシートで作ったパーツをボンドで張り付けたら出来上がりです。
もちろんマグネットを使わなくても福笑いを楽しめます。
でも子供ってよく動きますよね?
やってる途中面白くて周りの子がぶつかって福笑いの顔が変わってしまいます。
そんな時マグネットだったら大丈夫です!
オリジナル福笑いを作ろう!

毎年福笑いをやっているなんて方やもう何度もやったことがあるから飽きちゃったなんて方もいるのではないでしょうか?
福笑いと言ったらおかめとひょっとこですね。
でもお馴染みすぎて当たり前になっている方も少なくないはず。
子供からしたら興味がわかなくて遊んでくれないかもしれませんね。
ぜひこんな福笑いも試してみてください。

家族の顔、自分の顔
家族の顔の写真をパーツを消した写真とそのままの写真をプリントアウトして上記と同じように作ります。
家族の顔で福笑いを作ることでついつい遊んでみたくなるし、顔のパーツを見てこんなところが似ていると新たな発見もあるかもしれませんね。
親しみがあるからこそ変な顔になった時についつい笑ってしまいます。
キャラクター
家族の顔の福笑いと同じように作ります。
その時々で色んなキャラクターを好きな時期がありますから毎年違う福笑いができるかもしれません。
なによりもうすでに好きなキャラクターなので楽しんで遊んでくれること間違いなしです!
そしてお正月が終わってそのまま冷蔵庫などに張っていても可愛らしいですし、季節関係なくいつでもあそべますね。
パーツをたくさん!!
福笑いって髪型は選べないですよね?
なので髪型も選べるようにパーツを作ってしまいましょう。
他にもいろいろなアイデアを試してみるのもいいですね。
- 猫耳
- カチューシャ
- 帽子
- ちょび髭
- メガネ
- つけまつげ
お家にあるものでアレンジ
福笑いを作るときパソコンで調べるとおかめやひょっとこの画像が出てくるのでプリントアウトすると簡単にできますね。
ですが、お子さんと一からデザインするのも楽しいかもしれません。
画像を見ながら一緒に書いてみてはいかがでしょうか?
また画材を変えると違った雰囲気になりますね。
- クレヨン…柔らかい雰囲気
- ポスカ…濃淡はっきり
- 絵の具…細かな表情を表現
あとは手芸用品を用いて凹凸をつけても面白いですね。
- 毛糸…髪の毛やひげ
- モール…眉毛
- ボタンやビーズ…装飾
福笑いのルーツ

はっきりとした起源はよくわかっていないそうですが、人々が親しんで遊ぶようになったのは明治時代からなんだそうです。
おかめとひょっとこの顔でお正月は福笑いで遊んで、「笑う門には福来る」の言葉通り新年に笑いを呼び寄せる意味合いで今もなお人々に親しまれています。
なぜおかめとひょっとこなの?
なんとなくおかめとひょっとこって面白い顔だから。
なんて思ってしまいますね。
それも間違いではないのですがもう少し色々な意味合いがありました。
おかめとひょっとこは人々に親しまれた”お面”で縁起物とされています。
おかめには他にも沢山の呼ぶ方があり、
- お亀(おかめ)
- お多福(おたふく)
- お福(おふく)
- 乙(おと)
- 乙御前(おとこぜ)
と、呼ばれていました。
沢山の福を呼び寄せるという意味合いで、昔は神様に奉納するときにおかめのおめんをつけて歌や踊りを踊っていたんだそうです。
またおかめとひょっとこは狂言や道化の時に用いられ、常に人々の身近にありました。
- おかめは「福を招く神様」
- ひょっとこは「火を守る神様」
→二人で「家庭円満」の意味を持ちます。
まとめ
マグネット福笑い
- 100均などでマグネットシートを買う。
- 材料は基本的に家にあるもので大丈夫!
- 作り方は切って貼るだけ。
変わり種福笑い
- 家族の顔や自分の顔をベースにした福笑い。
- キャラクターをベースにした福笑い。
- 髪型など様々なパーツを取り入れる。
福笑いのルーツ
- 人々に広まったのは明治時代ごろ
- おかめ…福を招く神様
- ひょっとこ…火を守る神様
- おかめとひょっとこの二人で「家庭円満」の縁起物とされている。
近年では昔の遊びをすることがとても少なくなりそのルーツや意味合いも知らないことの方が多くあります。
家庭円満の意味にあやかり、または現代風にアレンジして楽しむことができるのではないでしょうか?
福笑いを作って新年は大笑いでスタートしましょう!
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