私は海外に暮らしておよそ3年めになります。
私が今いる海外では当たり前の事ですし、国民のほとんどに理解力があり、とても肯定的です。
昨年日本に帰国し、ニュースを観ると、レジ袋有料化検討するといった状況でした。
口コミやニュース、また母達の会話を聞いて思った事は、日本ではこの制度にブーイングが多いなと感じました。
この時正直、ブーイングを言う方々に幻滅しました。
他人を思いやる・気にかける文化のある日本なのに、世界で比べると、環境問題に関しては人任せで貢献度がとても低く感じました。
ニュースを観て、同じ日本人として恥発言している人が多いなと思ってしまいました。
私が思うには、レジ袋の有料化にはメリットが沢山あります。
レジ袋有効化が嫌だと思う理由
誰もが思い浮かぶデメリットかと思いますが、紹介いたします。
お金がかかる

今までの日本ではレジ袋は無料でした。
しかし、今後は他国と同じように、レジ袋有料化が増えていきます。
大きさや、袋の質は店によって様々で、袋の値段もお店によって異なります。
万引きが増える
お店のロゴが入っていない袋を持ち歩くようになるので、簡単に万引きされやすい状況に陥ります。
海外ではセンサーを使って対策もバッチリされていますが、日本では今のところ無いようですね。
レジ袋有効化に関連するメリット
レジ袋有料化によるメリットは沢山あります。
私の意見も交えてご紹介いたします。
感情が左右される

今までは、無料だった袋が有料になることで、レジ袋を購入するのにためらう人がいるそうです。
また、自前のバックを忘れてしまうと、有料のレジ袋を購入したくない感情が沸いてきて買い物をしなくなるパターンがあるそうです。
他の記事を見るとこれはデメリットに焦点が当たっています。
ですが、私からの意見だと、これはメリットに値します。
なぜならば、有料になったから買いたくない・レジ袋の購入をしぶる感情はレジ袋の購入の削減に繋がると考えます。
例えば、私や母、私の友達は「無料だから気軽に頼むけど、有料だとちょっと嫌。手で持てる範囲だったらレジ袋は避ける」との考えがあります。
レジ袋の有料化によって人の感情が左右され削減のコントロールを図っています。
レジ袋利用を削減・不要なゴミの減少

レジ袋が減少することで、ゴミの量も減ることでしょう。
レジ袋購入が削減すれば環境汚染の急激な悪化も緩和できますよね。
環境汚染悪化の遅延
レジ袋に関与する問題は大気汚染、海洋汚染です。
もちろん、ご存知の様に、レジ袋だけがこの問題に関与するわけではありません。
プラスチック問題も関与してきます。
海外では、すでにストローが紙製品化したり、プラスチックフォークやナイフも木製又は紙製品化しています。
レジ袋や、プラスチックが削減されるようになれば、海洋汚染・大気汚染の急激な環境汚染問題を遅延させることができます。
これは最大のメリットだと思っています。
海洋汚染

海洋汚染は誰もが知っているかとは思います。
ポイ捨て行為や、強風によってプラスチックや軽いレジ袋、他のゴミが沢山の海・川にたどりつきます。
年月が経つごとにこれらのゴミは分解され、汚染されていきます。
その汚染されたゴミを魚介類・甲殻類達が餌として誤って食べてしまいます。
私たちは知らない間にその魚介類・甲殻類を食べてしまいます。
私たちの体の免疫機能が弱っている場合は、何かしら感染の症状が見られます。
海・川は国の間に流れていて世界中に繋がっています。
急激な海洋汚染を悪化させない為には、日本だけではなく、世界中の協力が必要です。
大気汚染

スーパーやコンビニで使用されている多くのレジ袋は、ポリエチレン製品です。
このポリエチレン製品を燃やすと二酸化炭素が排出されます。
また、いくつかの店舗のレジ袋はプラスチック製品です。
プラスチック製品を燃やすと、なにが排出されるでしょうか。
とても人体に影響をもたらすダイオキシンが発生しますね。
ダイオキシンは免疫機能を低下させたり、発がん性を上昇させたり、胎児奇形の出生率が上昇することに繋がるそうです。
レジ袋有効化はこれらの悪化防止にも手助けすることができますね。
石油の無駄遣いを抑えれる

レジ袋は石油が原料になっていることが多いです。
約1枚生産するのに石油を20ml使用するそうです。
石油って貴重ですよね。高価なものなので、コスト削減にも繋がりますね。
信頼性の上昇につながる
環境問題は、日本だけでなく世界的な問題です。
レジ袋有効化は、環境問題改善の為の序盤・初級編です。
今後も環境問題を対象としてエコ活動が日本でも導入されることでしょう。
世界では、レジ袋有効化の次にはプラスチック製品削減にとりかかっていて、すでに浸透してきています。
因みに、外国の友人は「日本のエコ活動に対する貢献度の低さに謎だ。日本人なのになんで?しっかりしてると思ってた。協力する気ないの?」とのような感じの事を言っていました。
この時、とても恥をかきました。
その発言を聞いて、メディアやSNSで色々な海外情報が簡単に出回る世の中になってきている事を自覚しました。
環境問題に関して協力的な姿勢を示すことで、世界に対しても貢献を現せます。
その行いは日本の信頼性の上昇に関連するでしょう。
レジ袋の代わりとなるもの

レジ袋有効化になっている海外ではエコバックを購入したり、違うお店の袋を再利用している人々がたくさんいます。
レジ袋の代わりにエコバックを持って買い物に行く事で、レジ袋乱用の必要性が無くなります。
どのようなエコバックが使いやすいのか?
エコバック購入時の手助けができるように、必要なポイントや素材別のメリットとデメリットを載せておきます。
大きなサイズの鞄を選びましょう。
買い物するときは予想外の物も購入する確率が高いと言われています。
なので、小さめの鞄だと入りきらない場合があるので大きめのエコバックを選びましょう。
折りたためるものを選びましょう。
折りたためる事によって収納スペースを無駄に取る必要がありません。
また、鞄やポケットに入れて持ち運びが気軽にできますので、急に買い物へ行きたくなった場合、活躍してくれます。
素材のデメリット・メリット
素材 | メリット | デメリット |
ポリエステル製品 | 軽い・速乾性 | 毛玉ができる・汚れやすい |
ナイロン製品 | 軽い・速乾性 | 日光や熱に弱い |
ビニール製品 | 撥水性 | シワになりやすい |
コットン生地製品 | 洗濯しやすい | 毛玉ができる・縮みやすい |
キャンパス生地製品 | 型崩れしにくい・頑丈 | 色褪せる |
耐久度としてはキャンパス生地が1番丈夫です。
私はナイロン製品のエコバックを持っていましたが、ペットボトルを入れて持ち運んでいたときに「ビリッ」と音がして破けた思いでがあります。
なので、ポリエステルやナイロン製品だと重たい荷物に耐え切れず、破れてしまうことがあるので気を付けてください。
エコバックにはキャンパス生地やコットン生地もありますのでそちらの方をおススメします。
私がおススメするエコバックの生地
私的には総合してコットン生地のエコバックがおススメです。
2Lのペットボトルを2、3本入れても破れませんでした。
キャンパス生地の物よりも折りたたみがしやすくていつでも持ち運べますし、汚れても洗濯して綺麗になります。
デザイン・色
ご自身のお好きな色・デザインを選んで買い物が楽しくなるように選びましょう。
エコバックをファッションの1部として楽しむ方もおられます。
気軽に可愛いものやファッション性のあるエコバックはダイソーにも売っています。
下記の動画でダイソーの可愛い手ごろなエコバックが紹介されています。
参考にしてみてください。
まとめ
- デメリットはレジ袋や、エコバックを購入するのにお金がかかることです。
- メリットは、環境汚染の遅延に参加できることです。
- 私的にはコットン生地のエコバックがおススメです。
- エコバックでファッションを楽しむことも有りです。
世界中で問題となっている環境汚染の進行を遅らせる事や、世界と協力していく事で日本の貢献度や信頼性も上昇します。
レジ袋が無料のままだと、国民は環境問題を意識する機会も無く、環境汚染に関与しない日本として世界から悪い目で注目を浴びる事になっていたでしょう。
なので、レジ袋の代わりとなるものや、大きめの鞄を持ち歩いて環境問題の急激な悪化防止に参加しましょう。
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