「キッチンがごちゃごちゃしているのをどうにかしたい!」
「キッチンがスッキリしていたら、もう少し料理や洗い物がはかどるのに。」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
私も冷蔵庫や調味料を入れるラックがすぐ満杯になり、賞味期限切れの調味料や、買ったことすら忘れている食材を度々発見します。使わずに捨ててしまうものもあり、本当にもったいないですよね。
キッチンが片付かなくて困っているあなたも、断捨離はしてみたいけれど、
- 何から手をつけていいかわからない
- 何が必要で何が不要かがわからない
- そのうち、そのうち、と先延ばしになって一向に進まない
こんな風に思うことはありませんか?
そこで今回は、誰でも簡単にできる、キッチン断捨離のノウハウをお教えします!
私も実際にやってみて、片付いたのはもちろんのこと、キッチンの使い勝手も良くなりました。
順番やコツがわかれば、意外とスイスイ断捨離が進むようになりますよ!
断捨離をする順番を決めよう
まずはキッチン周りのものを種類別に分けてから、順番に断捨離してきいましょう!
分ける項目は次のとおり。
- 調味料と食材
- 変わり種の家電や調理グッズ
- フライパン・鍋・調理器具
- 保存容器
- 無料のスプーン・お箸・保冷剤など
- 食器・カラトリー
- 大きな家電
種類ごとに分けると、断捨離後も何がどのくらいの量あったかが頭に残りやすいのでオススメです!
段ボールや大きな箱があると便利!

種類別に箱に出して断捨離
種類ごとににあてはまるものを一旦箱に全て出し、断捨離していきます。それを①~⑦まで繰り返します。
各カテゴリーの物がどれくらいあるかが一目瞭然!
「さっき調味料や食材を断捨離したけど、まだ残っていた」という二度手間も減らせます。
捨てる・捨てないBOXに活用
断捨離のやる気継続にはスピードも重要!
「捨てるか、残すか」を悩み出すと、あっという間に時間が経ってしまいます。すぐに判断できないものがあれば、一旦箱に入れておき、最後にまた考えるのもアリです。
一通り終わった後なら自分も断捨離に慣れているし、残ったスペースもふまえて判断することができます。
キッチンの断捨離のやり方

それでは実際に、種類分けした順番に断捨離を進めていきましょう!
①調味料と食材
まずは手っ取り早い調味料や食材から。
賞味期限切れのもの、傷んで食べられない食材を捨てましょう!
判断基準がハッキリしているので、捨てるか捨てないかの判断がすぐにつきます。
不要なものはドンドン捨てて、流れに乗りましょう。作業スピードもやる気もアップです!
②変わり種の家電や調理グッズ

専用の料理しか作れないものは、どうしても使用頻度が少なくなります。
- ホットサンドメーカー
- 揚げないフライヤー
- 米でパンを作る機械
- たこ焼き器
など、棚の奥底で眠っていませんか?
家でこんなものが作れたら素敵!と、わくわくしたテンションで購入したものの、「1回しか使わなかった」「全く使っていない」なんてことが意外と多いんですよね。
これも今まで使ってきたか、今後使うかどうかの判断がつきやすい物です。
今後も使う予定がなければ、「処分・リサイクル・譲る」などして手放しましょう。
③フライパン・鍋・調理器具

これも大量にあるという物ではないので、どんどん片付けましょう。
使用頻度の多いものは傷みやすいので、ストック可能です。
頻度の少ないものはひとつだけにしましょう。
フライパンである程度煮ること、揚げることができたりと、用途の併用もできます。
調理器具も、1つあれば充分!というものが多いです。
「登場回数が少ない」「これがあればある程度の料理はできそう」を考え、不要なものは手放しましょう。
④保存容器

タッパーや真空パックって、いつの間にか増殖していませんか?
便利だし、最近はレンチンレシピもあるし、活躍の場は無限大。どれだけあっても困らないだろう。そう思って特に捨てることなく置いておくと、知らない間に棚を圧迫しがちです。
ですが、意外と使いません(笑)使うのはいつも一軍の数個のみです。
「傷んだらその分買い換える」で充分です!
⑤無料のスプーン・お箸・保冷剤など
コンビニでプリンやお弁当を買った時、生菓子を買った時などにもらえるスプーンや保冷剤も強敵です!
お客さんが来たときや何かの時に使えるかな?と思い、取っておきたい気持ちはとてもよくわかるのですが、それではドンドン溜まってしまいます。

ちなみに、お見苦しいですがうちの冷凍庫の保冷剤たちです。たくさんあって自分でも驚きました(笑)
一度だけ熱中症になった時に体を冷やしたことがありますが、使ったのはその時のみ!以降は全く使わず2年くらい放置してあります。
完全に無駄なので、この機会に全部捨てました。
餃子のタレやお寿司についている醤油・ワサビなんかも同様ですね。
使い切るまたは、使う予定のものだけとっておくを心がけましょう。
もらわないようにするのも大切
これは「断捨離」の「断」です!
不要なものは断つ、取り入れないようにするという意味だそうです。
これを習慣にすると無駄なものは増えません。
⑥食器・カラトリー

お皿やおわん、お箸やスプーンなどは、家族が増えたり、お祝いでいただいたりと、気付かないうちに意外と増えていきますよね。
思い出のある食器は捨てにくいし、量や種類が多いとどれを捨てていいかがわからない。
そんな時は、次の基準をもとに、考えてみましょう。
残しておくもの
食器やカラトリーで、残しておくものを3つご紹介します。
①よく使うもの
使用頻度が高いものは、あなたの生活にぴったりとはまっているもの!
なくてはならない食器は残しておきましょう。
②万能に使えるもの
例えば、小さい平皿は小鉢の代わりにもなるし、取り皿としても使えます。
色々な使い方ができるもの、使い勝手がいいものは、残しておくと便利です。
③お気に入り、思い出のもの
気に入っていてよく使うものや、思い出の食器、好きなデザインのものなどは、無理に捨てる必要はありません。
数が多すぎると厳選する必要がありますが、そこまでスペースを圧迫しなければ、不要と感じるまで取って置いても問題ありません。
捨てるもの
次に、捨てるものをご紹介します。
①使っていないもの
同じような形のもの・頂き物や来客用に取ってあるけど使っていないもの。
これらは思い切って手放しましょう。
来客用の食器など、捨てるのがもったいないと感じる場合は、自分用におろして使ってみるのもアリです。
これは実際にやったことがありますが、意外とテンションが上がって、普段の食事が少し楽しくなりますよ!
②汚れや劣化が進んでいるもの
欠けていたり、汚れが取れなくなっているものは捨てましょう。
見栄えもよく無いですし、欠けた食器は怪我をする可能性もあります。
処分するか新しいものと入れ替えましょう。
③使い勝手が悪いもの
必要だと思って買ったけど出番がなかった。
料理を盛り付けたり食卓に並べると、サイズがなんだか微妙。
このように、実際に使ってみると使い勝手が悪かったというものを手放していくと、食器棚もスッキリしていきます。
⑦大きな家電
大きな家電は処分の方法や、譲るときも手配に時間がかかりますよね。
一通りキッチン周りの断捨離が終わった後、じっくりと検討すると良いでしょう。
キッチン断捨離のメリット
キッチンを断捨離すると、見た目がスッキリするだけでなく、他にも色々なメリットがあります。
家事のスピードアップ!
キッチンや収納が整理されていると、必要なものをすぐに取り出せます。
探すところからはじめるのって労力がいるしイライラしますよね。
朝の忙しい時間、育児の合間、仕事で疲れて夜遅く帰ってきた時。それでも炊事をしなくてはいけない時に、
「キッチンに立ったらすぐにはじめられる!」
これ、意外と重要です。
節約になる

どこに何があるかを把握しておくと、無駄なものを買わなくて済むので節約になります。
「見当たらないから買ったけど、探せばあった。」という経験がある方。
整理しておくと無駄な出費が無くなるので、家計も助かり一石二鳥ですね。
掃除が楽になる
物が多いと、ほこりが溜まる場所が複雑になります。それを掃除するのって面倒ですよね。
スッキリしていると、汚れている場所も一目瞭然なので、掃除もしやすく時短にも繋がります。
また、綺麗なキッチンだと、これをキープしよう!散らかしたくない!という気持ちも起こります。
キッチンを綺麗に保つコツ

断捨離でせっかく綺麗なキッチンになっても、すぐにグチャグチャになったら悲しいですよね。
綺麗な状態を長く保つために、気をつけたい点を3つご紹介します。
収納場所を決める
収納場所が決まってないと、また散らかる可能性が高いです。
私の家もシンクの下に収納スペースがありますが、何を入れておくかを特に決めておらず、取り敢えず押し込んでいました。
案の定、紙袋や調味料、消耗品のストックなどで棚の中はごちゃごちゃです。
まずはそれぞれの収納場所を決めていきましょう!
今回私も棚の中のものを出して整理してみると、こんなものストックしてたんだ、という記憶にない消耗品がいくつか出てきました(笑)
使ったらそこに戻す習慣をつける
元々あった場所に戻す。コレだけです!
とても簡単ですが、これに気をつけるだけでも随分違います。
家族みんなで心掛けていると、いつまでも綺麗に保てますよね。
よく使うものは取り出しやすい場所に
断捨離をして生活がし辛くなってしまっては意味がないですよね。
普段よく使うものは手前に、高さも無理なく取り出せる位置に置きましょう。
まとめ
- キッチンの断捨離は種類別に!
- 食材など、捨てる捨てないの判断がしやすいものから手をつける
- 収納場所を決め、出したら元の場所に戻す
- キッチンにあるものを把握できれば無駄遣いも減り、家事の時短にも繋がる
さあ、断捨離しよう!と思っても、やり方が分からないとなかなか上手く進みませんよね。
でも大丈夫!順番やコツを掴めば、あなたのキッチンも必ず快適空間に変身します!
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