私は、小さい頃から結婚して子供が生まれるまで物が捨てられない人でした。
特に、誰かにもらったものなど思い出や思い入れのある物は、使うことがなかったり壊れたりしても、なかなか捨てることができず、どんどん物が溜まっていくという感じでした。
その時は、物が多いことに特に困るとも思わず、むしろ物に囲まれていることに安心感を感じるくらいでした。
初めて困ったのは結婚の引っ越しの時。1人暮らしの部屋から2人で暮らす部屋に移るとき、物が多すぎて入らなかったのです。
この時、自分の荷物を何とかしないといけないと初めて思いました。子供が生まれると、子供の物が増え、自分の物を整理する必要性をますます感じました。
私の場合、初めのきっかけは、物が入らないということでしたが、整理していくうちに、自分に本当に必要で気に入っている物に囲まれて暮らす快適さと心地よさを感じ、今も、私なりの断捨離に少しずつチャレンジ中です。
今回は、断捨離に興味がある人に、ぜひ読んでもらいたい、意外と見落としがちなバッグの断捨離について、ポイントをご紹介しようと思います。
これを見れば、あなたの断捨離変わるかもしれません。
バッグの数は?
バッグの数を考えるとき、まず、みんなが平均、何個くらいバッグを持っているのか気になりませんか?平均を知っておくと、自分のバッグの所持数を考えるひとつの目安になります。
バッグの平均所持数は、大体10個から30個くらいということです。あなたのバッグは、これより多いですか?それとも少ないですか?
最低必要なバッグの数は?
私が持っているバッグは、保冷バッグやエコバッグを除いて考えると、リュック1個、小さいショルダーポーチ1個、ショルダーにも手にも持てるバッグ1個の3個です。
リュックとショルダーポーチは、子どもと公園や遠出に出かける時に活躍します。日頃は、ショルダーにも手にも持てるバッグで事足ります。
私にとっては、これが必要最低限のバッグの数です。でも、これはあくまで私の場合で、生活環境や、どうしてもバッグが大好きで、いつも同じバッグを持つのは嫌という人もいると思います。
断捨離は無理したら続きません。
また、断捨離は物を捨てるのが目的ではなく、本当に自分にとって必要なもの、気に入っている物を大事にする為にすると私は考えているので、数にこだわって無理な数に減らす必要はないと思います。
でも、これもいる、あれもいるでは、結局片付かなくなってしまうので、ご注意を。生活を振り返り、あなたとってベストなバッグの個数を見つけてくださいね。
捨てるバッグの見分け方
では、バッグを処分しようとするとき、自分にとって必要なバッグかどうか見分けるのはどうしたらいいのでしょうか。私は、このようなポイントを考えて見極めています。
2~3年出番のないバッグ
2~3年出番のないバッグは、使おうと思って服に合わせてみたら、今回は違うバッグで行こうという風になることが多いのではないでしょうか。
それは、大きさ、形などが、今の自分の持ち物に対して合っていないということで、結局2~3年出番がなかったのです。ということは、これから先も出番がある可能性は低いと言えるので手放してもいいと思います。
同じ用途で使えるバッグ
必要最低限のバッグで過ごそうと考えた時、同じ用途で使えるバッグは、気に入ったものだけ一つ残しておけば困ることはありません。
どういう時に、そのバッグを使っているか考えてみると、考えやすいと思います。
かなり傷みが目立ちだしたバッグ
かなり傷みが目立ちだしたバッグは、持ってみようと取り出すことはあっても、結局汚れすぎているからやめようとなり、でも、もったいないからとりあえず置いておこうという風になることが多いのではないでしょうか。
傷みが目立ちだしたバッグを持っていても、このような繰り返しになるだけです。傷むほど使われたバッグは、もう、その時点で十分役目を果たしています。
置いたまま、ほこりをかぶっていく方が大事にしていないと私は考えます。最後まで大事にしようと思うのなら、きちんと処分してあげましょう。
気に入っていないが、もったいないから持っているバッグ
気に入っていないバッグというのは、合わせてみても結局しっくりこず、使われることがありません。気に入っていない時点で、このバッグがあなたに使われることは、これから先もないのです。持っているだけのバッグは思い切って手放しましょう。
いつか使うかもしれないと思って持っているバッグ
あなたがもし、いつか使うかもしれないと思って、ずっと持っているバッグがあるとしたら、そのいつかは来ません。
なぜなら、今までも、いつか使うかもしれないと思いながら持っておくだけで使われることがなかったからです。
こういう時に使おうというように、具体的に使シーンが浮かばないバッグはずっと出番がなく、万が一出番があったとしても、いざ使おうとしたときには、ほかのバッグに埋もれて、忘れていたりして、結局使わなかったということになるでしょう。
このポイントに共通して言えることは、全て、もったいないないからとりあえず置いているということです。
もったいないから置いているバッグは、これからも結局置いているだけになります。バッグは使ってこそ活きるものであって、使われずに置かれているだけの方がもったいないです。
捨てるのは気が引けるというときは、傷みすぎている物は難しいかもしれませんが、できるものは迷わず売ったり譲ったりして手放しましょう。
持っておきたいバッグは?
あなたが数少ないバッグで、シンプルに快適に過ごしたいと思うなら、どんなバッグを選んだらいいのでしょうか。
まず、ご参考までに、私の実際使っているバッグはこれです。

私は、日頃頃持つバッグは、綺麗めな服装でもカジュアルな服装でも合う、シンプルなデザインと色のバッグを選びました。素材も季節問わず年中使えるレザー素材です。
例えば、冬はファー素材、夏はカゴバッグというように、季節ごとに使うバッグを持っていると、それだけで3~4個になってしまいます。
また、使うシーンを細かく分けすぎてしまうと、そこでもバッグは増えてしまいます。なので、シンプルで、季節問わず、幅広いシーンで活躍できるバッグを持つのがおすすめです。
あと、私は子供がいるので、公園などに遊びに行くときには、貴重品を携帯しておける、ショルダーポーチとリュックが必要です。
このように、生活によって必要なバッグは変わってくると思うので、自分の生活シーンを考えた時、必要なバッグを持っておくといいでしょう。
まとめ
- みんなのバッグの平均所持数は10個~30個です。
- 所持するバッグの数は、私は3個で困っていませんが、生活環境によって人それぞれ異なります。自分にとって必要最低限の、ベストな個数を見つけましょう。
- 捨てるバッグを見分けるポイントは5つ、2~3年出番のないバッグ、同じ用途で使えるバッグ、かなり痛みが目立ちだしたバッグ、気に入っていないが、もったいないから持っているバッグ、いつか使うかもしれないと思って持っているバッグです。
もったいないから置いているバッグは、これからも結局置いているだけになります。捨てるのは気が引けるというときは、できるものは売ったり譲ったりして手放しましょう。
- 持っておきたいバッグは、少ない個数で過ごそうと考えるなら、シンプルで、季節問わず、幅広いシーンで活躍できるバッグを持つのがおすすめです。
一番大事なことは、あなたにとって、お気に入りで、大事にできるバッグかということだと思います。
そんなバッグに囲まれて生活していけたら、どんなに快適で幸せな気持ちに満たされることでしょう。
ぜひ、これを参考にして、あなたなりのバッグの断捨離が、成功することを願っています。
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