年が明けて、正月気分も落ち着いてきたと思ったら、世の中はバレンタイン商戦に突入します。
私が小学生くらいの頃は、誰にチョコをあげるか誰がもらったかなんて、話で持ち切りでした。
それから年月は経ち、バレンタインにチョコをあげるのは変わりませんが、今は色々な意味が増えて多様化していますよね。
それでも男の子にとっては、昔も今も変わらず一大イベントなのかもしれません。
息子さんがいる親御さんにとっては、女の子からチョコをもらえるのか、もらえないかはドキドキしてしまう出来事。
我が家にも小学校高学年と低学年の二人がいるので、他人事ではありません(笑)
もし自分の息子がチョコをもらえなかったら、どう対応すればいいのでしょうか。
お子さんの態度によっては、親の対応も考慮する必要がありますよね。
今回は、バレンタインにチョコをもらえなかった息子にどう接していけばいいのか、考えてみたいと思います。
前もって、心構えておけば何があっても慌てずに済みますよ。
バレンタインが過ぎた後の息子の様子

バレンタインが過ぎた後、息子さんの様子はどうでしょうか。
落ち込んでいますか。それともいつもと変わらずに過ごしていますか。
明らかに落ち込んでいる
落ち込んでいる場合、保育園や幼稚園くらいだと、女の子から「チョコをあげるね」と言ってくれたのに、当日になって何かしらの理由でもらえなかったということもあり得ますよね。
また、周りの子はもらっているのに、自分はもらえなかったということも考えられます。
もし家に帰ってきて、泣いてしまうぐらいショックを受けている様子を見てしまうと、親から見ても悲しいですよね。
特に変わらない
落ち込んでいるよりは、特に変わらないほうが少しは安心すると思います。
ただ、いつもと変わらず過ごしている場合、バレンタイン当日を迎えるまでは、話題にしていましたか。
それとも親子の会話には全く出てきませんでしたか。
それまでに話題として上っていた場合、表では平気なふりをしていても、心の中ではショックを受けている時もありますよね。
全く話題になっていなければ、そもそもバレンタイン自体に興味がないのかもしれません。
反対に言葉や態度には全く出さないけど、本当は…というパターンも考えられます。
同じ屋根の下に住んでいるはずの兄弟ですら、性格や考え方は違ってくるので、様々な対応を知ることは、損にはならないです。
次の記事からは、子供の様子から見る親の接し方を紹介していきますね。
もらえなくて落ち込んでいる場合
チョコがもらえずに、落ち込んでいた場合の対処法をいくつか考えてみました。
親が手作りチョコを作ってあげる
未就園児や小学生くらいまでは、親の気持ちがこもった手作りチョコを喜んでくれると思います。
何を作れば、子供が喜んでくれるのだろうかと考えながら準備するのも結構楽しい時間ですよね。
我が家ではバレンタインが近づいてくると、息子2人から「チョコをくれ」とストレートに要求されます。
忙しくなければ、冷凍のパイシートを使ったチョコパイやチョコプリンを作りますが、忙しければバレンタイン用のチョコを購入して渡しています。
親の様々な思いが伝わっているといいんですけどね。

簡単なのに美味しい某チョコパイ。出来立てはチョコが温かくてとてもおいしいですよ。興味ある方はぜひ。
息子に好きなチョコを選んでもらう
落ち込んでしまっている子供を連れてスーパーへ行き、その子が好きなチョコを購入してあげるのも一つの手ですよ。
バレンタインの時のお菓子コーナーは、普段見かけないパッケージのチョコが並んでいるので、普段と違い目移りしてしまうほどだと思います。
ですが、自分の好きなチョコを自分だけのために買ってもらえたら、落ち込んでいた気持ちも少しは前向きになってくれるのではないでしょうか。
言葉をかける
言葉がけも一つ間違えてしまうと、傷つけてしまうかもしれません。
もし子供のほうから、「もらえなくて寂しかった。」など心の内を話してくれたら、まずは否定することなく、受け止めてあげられるといいですよね。
「いや、もらえなくてもそんなの大丈夫でしょ。」なんて親に言われた日には、しばらく立ち直れなくなってしまうかも。
「そっか、寂しかったね。」の一言でも、少しは楽になるかもしれません。
そして「この次は、見た目だけでなく、中身もかっこいい人を目指していこう」なんて、言ってあげると、やる気もアップするかも。
もちろん、これはチョコをもらうためだけの目的ではなく、人として大きくなってほしいことが前提にありますよ。
特に変わらない場合

いつもと変わっていない場合は、どうすればいいでしょうか。
いつも通り過ごす
中学・高校ぐらいになら、何ももらえないくらいで騒ぐことはないでしょう。
残念だったり、もらえないことが恥ずかしいと思っているかも知れませんが、心の中で解消してくれると思います。
小学生の年齢でも、バレンタイン前後にいつもと変わりなければ、そのまま様子見でいいかもしれません。
慰めの言葉などは言わない
年齢にもよりますが、親が心配して言っているつもりでも、全く聞く耳を持たないことがあります。
特に反抗期は何を言っても、衝突してしまう事もあるので、そういう時は敢えて言う必要もないでしょう。
親として心掛けたいこと
それは子供が落ち込んでいる時には、親も一緒になって落ち込まないことです。
子供が平気そうにしている時も、あれやこれやと心配しない事。
人生にはモテ期が3回あるそうです。
それはきっと、遅かれ早かれどの子供にもやってくると思います。
小さい頃は、かっこいい子や面白い・足が速いなど目立つ子が、チョコをもらえる事が多い気はします。
ですが中学・高校と成長するにつれ息子だけを見てくれる女子がきっと出てくると期待しましょう。
時代と共に変化するバレンタイン事情

私が小学生くらいの頃には、バレンタインというと、義理チョコに本命チョコがあり、チョコを渡しながら、告白もするという感じが多かったです。
しかし、2000年代に入ったくらいから【友チョコ】という言葉と共に、同性の友達でチョコを送りあうということが流行り始めました。
男の子でも、義理としてではなくいつも仲良くしてくれている友達として、贈ることもあります。
そして、いつも頑張っている自分のために、ご褒美として高級チョコを買うという人も増えてきましたね。
2018年にはブランドチョコのGODIVA(ゴディバ)が【日本は、義理チョコをやめよう】というキャッチコピーが入った広告を出したことで、賛否が繰り広げられたこともあります。
チョコを取り扱うお店としては、義理チョコでも買ってくれたほうが、経営的に良さそうな気もしますが、あえてやめようと提案するのは、凄いですよね。
バレンタインにチョコを渡すという行為が、恋を告白するというものから、家族や友達とのコミュニケーションをとる手段という風に変化してきたように思えます。
バレンタインのイメージ
そもそもバレンタインはどういうイメージをもたれているのでしょうか。
2018年12月にSHIBUYA109 lab.(シブヤイチマルキューラボ)という会社が東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県に住む15歳から19歳の男子学生にアンケートをとっています。
その結果を見ると、「バレンタインはひとごと」だと考えている人が5割を超えているということ。
「10代男子にとって、バレンタインはどんなイベントなのか」を聞くと※図2、「カップルのためのイベント(27.5%)」、「自分には関係ない(25.5%)」の回答から、「バレンタイン=ひとごと」と考える割合が「約53%以上」となりました。
15~19歳というと、中学3年生くらいから専門学校や大学生くらいの年齢ですよね。
そのぐらいの年齢だと、彼女より友達とワイワイするのが楽しく過ごせるという感じなのでしょうか。
言われてみれば、街中で見かける高校生も異性と歩いている子よりは、同性と楽しく歩いている高校生を多く見かけるような気がします。
バレンタインに対する親の本音
バレンタインに対して、親はどう考えているのでしょうか。
娘さんをもつ親と息子さんをもつ親の意見をそれぞれまとめてみました。
娘さんをもつ親の意見
- 子供の成長を感じる
- 友チョコが多くて大変
- 自分が子供の頃、親が付き合ってくれたので、母には感謝の気持ちでいっぱい。
- 子供が準備して作るのはいいのだが、後片付けが大変。
息子さんをもつ親の意見
- 手作りをもらえるのは嬉しいけど、インフルエンザなどが流行る時期なので心配。
- バレンタインの意味をあまり理解してないみたいだけど、もらって喜んでいる。
- お返しをを考えるのも大変だから、小さいうちはもらわなくてもいいかな。
- うちの子にプレゼントをくれるだけでも、有難い。
など様々な意見が見られました。
まとめ
- 親が手作りしてあげる。
- 好きなチョコを選んでもらい、プレゼントする。
- 前向きな言葉をかける。
- いつも通り過ごしていく。
- 特に慰めない。
- 親も一緒になって落ち込まない。
親から見ると、息子がチョコをもらえないのは人気がないのかしらと寂しく思ってしまうかもしれません。
どうしても気になってしまうという人もいるかもしれませんが、でもきっと大丈夫。
私も息子たちが、貰ってくるその日まで気長に待ちたいと思います。
そして貰ってきた日には、尋問しまくろうかと今から計画を立てている母です(笑)
もちろん反抗期の時期なら、遠くから暖かく見守るつもりです。
あなたも息子さんがいつか本命のチョコをもらうその日まで、心の中でドキドキワクワクしながら待っていましょう。
そう考えると、今後がちょっと楽しみになってきませんか。
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