最近開催する学校が増えている2分の1成人式。
私の子供頃のにはなかったけれど、あったらどんな気持ちで迎えたのかな、節目の時に、お父さんお母さんの気持ちを知って感動したのかなと今の子を羨ましく思ったりします。
そんな感動的なセレモニーで、ほとんどの学校で実施さてれいる子供への手紙。
突然書いてくださいと言われると、どうしよう、何をかけばいいの?みんなどんなふうに書くんだろうと考えてしまいますよね。
そこで、作り方のポイントと実際に作った例文を紹介したいと思います。これで手紙が苦手なあなたにも簡単に作れますよ。
作り方のポイントと注意する事
目線は10歳でも理解できるように作ることです。実際にどんな事に注意すると良いのか、ポイントをみてみましょう。
文章の雰囲気をどうするか
子供に手紙を書こうと考えたとき、どういう雰囲気の文章にしたいと思いますか?
話しかけるような感じの文章にするか、ですます口調で書くかでかなり文章の雰囲気が変わってきます。
個人的には、子供が読む場合、ですます口調のほうが読みやすいのではないかと思いますが、あくまで好みですし、話しかける感じにすると柔らかさがでて、親しみをもてる優しい印象の文章になると思います。
子供の読める漢字を使って書く
もし発表の時に、習ったことのない漢字を使用していたら子供が困ってしまいます。
漢字は子供が読める漢字だけにし、字もいつも書く字より大きめに書いてあげると、より読みやすいでしょう。
気持ちを込めて手書きで
字が汚いから、自筆で書きたくないと思う方もいると思います。
最近では手書き風な文字なども、パソコンできれいな字を打つこともできます。
しかし、どんなに汚くても手書きは気持ちが込められるものです。
子供にとっても、親にとっても、気持ちを伝え合う絶好の機会です。ぜひ手書きをおすすめします。
どのくらい書けばいい?
便箋1枚分が理想です。何をを書いていいかわからず、文章がまとまらず長文になってしまう。
もしくは、書くことが思い浮かばず少ししか書けない。いろいろ悩むと思います。
でも、発表することを考えたら一人に与えられる適度な尺(時間)というものがあります。
当日の発表時間がわかるなら、それに合わせるのも良いですね。
子供に何を書いて伝えたい?
さて、どんなことを書くか考えたとき、出産から今まで一生懸命子育てしながら共に生活し、成長していく中で感じたことから選ぶと良いと思います。
- 嬉しかったこと
- 感動したこと
- 心配したこと
- 辛かったこと
色々あると思います。
そういう出来事を入れたり、話したことがなければ生まれたときのエピソードのように記憶に残っていない頃のことを書くのも子供にとってはどんな子だったのか知ることができ、案外興味があるものです。
この際、子供に対しての感謝の思いなど、日ごろなかなか言えない気持ちを入れるのも気持ちが伝わっていいと思います。
キレイな思い出ばかりじゃない
中には子育てが辛く、辛いことしか思いつかないという方もいるのでは?私も子育て中ですのでそういう気持ちもすごくよく分かります。
でもそれは、子供にちゃんと向き合っている証拠で、どんな思いにせよお子さんを思う気持ちはあるはず。
いいこと書こうと思わず、素直な気持ちをストレートに伝えてみてはいかがでしょうか?
まとめるヒント!!例文を元にポイントを紹介
いざ手紙として文章にまとめていくにはどうしたらいいのか悩んでしまいませんか?
そんな時はこの方法が良いです。
あくまで私の書き方なのですが、書きたいことを箇条書きで、どんどんあげていきます。できたらその中で伝えたいことをピックアップし、残ったことを文に組み立てていきます。
これらのポイントを含めて、例文を作ってみました。
例文(1)
(例文)
○○2分の1成人式おめでとう。
○○が生まれて初めて顔を見たときの感動は今でもハッキリと覚えています。その瞬間、お父さんとお母さんは親一年生になりました。
初めての子育てで正直わからないことだらけで不安もたくさんありました。はげしく泣いて泣き止まないときや、こけて頭を打った時、あせって夜間の病院にかけ込んだこともあります。
こうやって、一つ一つ、あーでもないこーでもないと、とまどいいながら○○と一緒にお父さんとお母さんも成長してきました。
そんな中○○の元気とえがおは、ずーっと幸せをくれ続けています。お父さんとお母さんの子供に生まれて来てくれて本当にありがとう。
これから大人になっていくと中に、悩むこと、苦しいこと色々あると思うけど、お父さんとお母さんがそばにいることを忘れないでね。いつでも○○の一番の味方として見守っています。
〇月〇日 お父さん、お母さんより
例文(2)
○○2分の1成人式おめでとう。もう10さいになったんだね。
あなたが赤ちゃんだったころが昨日のことのように感じます。
小さい頃は人見知りのない子で誰にでも、あいきょうを振りまく元気な子でした。高いところから飛び降りるのが好きで何度も大けがをしそうになりハラハラしたこともあります。
そんな、あなたにお母さんにしてもらって、泣いたり笑ったりしながら、いっしょに過ごせることは一番の幸せです。いつもありがとう。
でも、お母さんも人間です。疲れちゃったり、言うこと聞いてくれなかったりするとついイライラして起こりすぎてしまったりすることもあります。
そんな時、すなおに言えないけど本当はおこりすぎたと、はんせいしているんだよ。ごめんなさい。
とにかく○○が元気に笑顔で過ごせれば、少々勉強ができなくても運動ができなくてもいいとお母さんは思っています。でも自分の好きなことを、がんばる気持ちだけは大切にしてね。
一番わかっておいてほしいことは、どんなことがあっても、お父さんとお母さんはあなたの味方です。
それだけは忘れないで○○らしくこれからも一緒にがんばっていこうね。
〇月〇日 お父さん、お母さんより
まとめ
2分の1成人式を迎える子供に書く手紙をどう書いたらいいかわからず悩んでいる方に、すぐにでも使えるポイントと文例をご紹介してきました。
- 子供のわかる漢字を使って、大きめに書く。文章も簡単に。
- 便箋1枚分を目安に書く
- 内容は、子育てする中で感じたことから選ぶと選びやすい
- 書きたいことをどんどん箇条書きにあげ、そこから本当に伝えたいことをピックアップする
いろいろ書きましたが、気持ちを伝える文章に上手い下手はないと私は思っています。日々忙しい中、子供のことを考えながら手紙を書くその時間こそかけがえのないもの。きっとその気持ちは届くはずです。
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